STAP細胞の論文に「酷似した2枚の画像が使われている」との指摘、著者側は「単純ミス」を説明 20
ストーリー by hylom
査読の時点で突っ込まれなかったのか 部門より
査読の時点で突っ込まれなかったのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
発表されるとともに大きな話題となった、比較的単純な操作で作成できる多能性細胞「STAP細胞」の研究だが、その論文において、極めてよく似た2枚の画像が使われていることが指摘されていた。別の種類の遺伝子であるにも関わらず似た画像となっていることから、不正行為が行われているのではとの疑惑も出ており、論文を掲載したネイチャーや研究者が所属する理化学研究所などが調査を行う事態に発展していた(朝日新聞)。
論文の共著者である山梨大の若山教授は、「同じマウスで角度が違う写真を2回使ってしまい、一方の削除を忘れた単純ミス」と説明。また、指導したハーバード大学チャールズ・バカンティ教授も「悪意の無いミスのようだ」と説明している。
今回の「疑惑」に関しては、ほかの研究者による追試が難しいということも背景にあるようだ。
追試は関係なくない? (スコア:2)
さらにこの弁明が正しいのなら、査読者は何を見てたんだってことにもなりますね。 図や参考文献の番号と本文中からの参照関係は、僕は自分が頼まれた査読では必ず確認しますけど。
Re: (スコア:0)
発表から追試が上手く行かない、までがいくら何でも早すぎるように思えます。
ついでに、これだけ注目されていて多くの目に触れただろう論文で、写真が同じというのはまだ見落とす可能性があっても、
本文からの参照漏れがあるというのに、読んだほとんどの人がすぐには気付かなかったと言うのも不思議です。
論文の読み方の文化の違いなのか、今後どうなるのか気になります。
Re: (スコア:0)
研究の分野はてんで素人ですが、
誰でもコツが必要なく7日で成果出るって発表者に言われてたのに
3週間で誰も成功しなかったら怪しまれるのも無理なからぬことでは?
追試がまだなのは特許問題が原因? (スコア:0)
追試にの件でちょっとググって見ましたが、追試が成功しないのは、特許がまだ認められていないので、何かノウハウを隠しているのではないかという分析がされていました。
理論自体は単純でも、成功させるには実は(わかってしまえば単純な)コツがあり、そういうものが秘匿されているのではないかと。
ただでさえ信用されない内容を証拠を揃えて通したということですし、捏造と考えるのは流石に不自然です。
なので、こうした分析はそれなりに信憑性がある気がします。
Re:追試がまだなのは特許問題が原因? (スコア:2, 興味深い)
STAP細胞の追試が成功しない本当の理由 [fc2.com]
Re: (スコア:0)
その辺りの話は元記事にきちんと書かれてますね。
本文では参照されていないということで良さそうです。
http://www.asahi.com/articles/ASG2L53TJG2LPLBJ002.html [asahi.com]
仮に記事の内容が正しいのだとすれば
小保方さんは投稿論文および博士論文を書くときに相当うっかりしており
かつ、査読者がきちんと査読していなかったということで良さそうですね。
研究に携わっていない人にとっては信じがたいミスに思えるでしょうが
個人的には両方ともあり得る話だと思います。
前々からさんざん指摘されている話ですが
少なくない学問分野で査読システムが機能不全に陥っているのは明らかなので
いい加減、学術界全体で問題解決に取り組んでほしいところです。
ハーバード大でヒトSTAP細胞作られなかったっけ? (スコア:0)
この論文を元にして作ったみたいな報道があったけど、
じゃあこっちも捏造したってこと?
Re: (スコア:0)
過去/.J記事のハーバード大、ヒトの皮膚細胞からSTAP細胞作製か [slashdot.jp] に関しては
最後に 「…か」と非断言表現もしくは疑問表現がついております(折り目の後にあれば東スポ風)ので無問題 か?
Re: (スコア:0)
事前チェックされてないのか? (スコア:0)
Natureに送るような、しかも前代未聞の画期的な内容であれば
送る前に共同研究者にチェックしてもらったり、
所属先での報告会したりするはずなんだが、
誰もやってないの?
Natureからも質問が送られてるのに回答が無いようなんだけど
Acid-bath stem-cell study under investigation
http://www.nature.com/news/acid-bath-stem-cell-study-under-investigati... [nature.com]
Obokata did not respond to enquiries from Nature's news team.
マウスの写真以外にもおかしいところがあるみたいだけど
単純ミスなら訂正すればいいのに何も本人から発表がないし、
理研も調査中と言ったまま進展が無いし、
Natureの問い合わせにも応えてないし、いかがなものかと……
Re: (スコア:0)
×Natureの問い合わせにも応えてないし
○Nature's news teamの問い合わせにも応えてないし
そもそもnews teamの問い合わせに応える義務など無い(審査・論文査読の部門・担当者からの問い合わせじゃないんだから)
Re: (スコア:0)
義務じゃないからって、答えなけりゃ成果の正当性は怪しまれて当然じゃないの。
ミスならミスでしたって訂正するなり正しい画像持ってくるなりすればいい。
Re:事前チェックされてないのか? (スコア:1)
いちいち素人の野次馬の質問に応える必要は無いし、逆に野次馬の放言にまともに対応してはいけないのですよ
野次馬に対しても「礼儀正しく無視」するのが研究者のマナーです
Re: (スコア:0)
Natureが公式に記事にしてる問題が「野次馬の放言」ですかそうですか。
Re: (スコア:0)
レフェリーや研究業界の同業者が公式に意見表明をして問題になっているのなら問題ですけれども、Natureという名前の雑誌を出している出版社の記者が何かを言っても相手にはされないのですよ(人の生き死にに直接関わるような臨床系の論文じゃないんだから)
Re: (スコア:0)
関係ないところから怪しまれようともどうでもいいでしょう。誰からも公明正大に見られたいというのなら別ですが。
その他の疑惑 (スコア:0)
この件以外の幾つかの疑惑について、以下がまとまってます。
小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑
http://stapcells.blogspot.jp/ [blogspot.jp]
Re: (スコア:0)
同じ業界で偽造論文やらかして大騒ぎした例があるから、
神経質になるのは仕方が無いと言うか、当然だとは思うのだけレ江戸
だけどそのブログの人、
https://www.blogger.com/profile/03513633746083109180 [blogger.com]
ずらっと他人の論文に疑惑を述べるブログばかりやってて、
その中にはとっくに追試が行われた件などもかなり含まれているよう。
怪文書って程度かなあ。
ミスであっても誤りがあるなら (スコア:0)
即座に問題のある論文を取り下げて、正しい論文を再投稿するのがスジでは?
調査なんて時間の無駄でしょ
Re: (スコア:0)