ナルトちゃんねる （ネタバレ注意!）

23:30 本文少しだけ改変

ナルト６６４話の全文ネタバレです。

naruto 664 「I'm a father,after all」spoiler

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サスケの前に立つ謎の人物。

扉間　　「誰だお主？」

煽り文：砂埃の舞う中、現れた怪しげな人物とは…

一方、大蛇丸・香燐たちも急いでサスケの元に向かっていた。

重悟（大蛇丸は今のうちにサスケの身体を乗っ取るつもりだろうか…）
　　（君麻呂の身体を欲しがったように…香燐が黙ってないとは思うが…）

香燐　「!!」

何かを感知する香燐。

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香燐　　「サスケのところに誰かいる!!」

大蛇丸　「知ってるチャクラかしら？」

香燐　　「…いや、知らない! でも…」

水月　　「でもなにさ？」

香燐　　「このチャクラ…イヤな感じがする!」

禍々しいチャクラを感じ取る香燐。

大蛇丸　「なおさら急ぎましょう」
　　　　「地面の中を潜っていける輩もいるしね…サスケ君に何されるか分からないわ」

大蛇丸（…彼の風もここで止まるのかしらね…）

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香燐（くそっ…!）

焦る香燐。どんどん前に出ていく。

大蛇丸　「香燐、そんなに急ぎすぎたらすぐバテるわよ!!」

やはりサスケが心配な様子。

場面変わり、ガイ班。

ガイ　　「ようし! 青春パワー全開でみんなの元へ向かうぞ! リー、テンテン!!」

リー　　「はい!! でももうヘロヘロですよガイ先生!!」

テンテン「もう精神力だけで動いてるよね…」

もはや自分で立ってることすらできていないガイ。

リー　　「!」

リーが何かに気付く。

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上空を飛んでいく二つの砂の雲。

リー　　「あれは我愛羅君の砂…サクラさんも一緒みたいですね」

テンテン「なんで引き返してんだろ？」

ガイ　　「カカシはまだ戻って来ていないよな？」

テンテン「まだです…」

ガイ　　「ナルトの九尾チャクラが消え、医療班のサクラが一緒についてるってことは…カカシのところで何かが起きてるってことだ」

リー　　「？」

ガイ　　「………」

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ガイ　　「引き返すぞリー、テンテン!! 何やら血が騒ぐ!」

リー　　「情熱の血ですね!」

テンテン「えええええええ!!!」
　　　　（この熱血バカたちと一緒にいると本当ロクなことないよおお!! なんでこんな奴ら置いていったんだよネジ!!）


一方、マダラはどこかに移動を続けている。

マダラ　「…体が重い、それに胸がつかえるような…」

プッ!! と何かを吐き出すマダラ。

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出てきたのは金閣・銀閣を閉じ込めた琥珀浄瓶と紅葫蘆。

マダラ　「六道の宝具か、くだらん…」

そのまま宝具を吐き捨てるマダラ。

マダラ（これで少し身体が軽くなったな）


ガイ　　「ぶつぶつ文句を言うのはやめないかテンテン!」

リー　　「そうですよ!」

ガイ　　「得体のしれない何かが迫っている予感がするんだ!」

テンテン「………」

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ゴチイイン

「ギャアアア!!!」

マダラの吐き捨てた宝具がガイとリーを直撃。

テンテン「二人とも大丈夫…？」

リー　　「あい…」

ガイ　　「うぐう……」

降って来た物体の正体に気付くテンテン。

テンテン「え!? まさか…これって…!」

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一方、カカシとミナトは黒ゼツとまだ戦っていた。
それぞれ螺旋丸と雷切を繰り出している。

黒ゼツ　「シツコイ奴ラダ…」

三人とも息が上がっている。

カカシ　「もう全くオビトを感じませんね…」

ミナト　「行くよカカシ!」

そのとき陰九尾がミナトに声を掛ける。

陰九尾　「待てミナト! もう一度周囲のチャクラを感知してみろ!」

ミナト　「!?」

すぐに感知モードに入るミナト。

カカシ　「？」

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ミナト　「!!!」
　　　　「そ、そんな…」

陰九尾（今頃気付くとはな… 間違いない、ワシの半身は完全に抜き取られておる）

ボシュウウウ…

ミナトの螺旋丸が消えていく。

カカシ　「先生？」

黒ゼツ　「…!」

不敵な笑みを浮かべる黒ゼツ。

サクラ　「カカシ先生!!」

そこにやっと我愛羅たちが到着。

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カカシ　「何があった!?」

サクラ　「九尾を引き抜かれて、それでナルトが…」

もはや意識のないナルト。

ミナト　「ナルト…」

我愛羅　「九尾に言われたんだ、四代目火影!」
　　　　「アンタの中にいる九尾の半身をナルトに入れろと! それで助かるはずだと…」

黒ゼツ　「ほう…」

ミナト　「カカシ、ここは任せるよ」

カカシ　「了解!」

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我愛羅　「俺にも手伝わせてくれ」

居ても立ってもいられない様子の我愛羅

印を結びナルトの腹に手をかざすミナト
ふとクシナのことを思い出す…

ーミナト回想ー

ミナト　「じゃあ行ってくるよ」

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クシナ　「気をつけてね」

ミナト　「息子の顔を見るまでは死ねないさ」

クシナ　「この子が産まれた後のことだけど…二つ心配な事があって…」

大きなお腹をなで、心配そうなクシナを精いっぱいの笑顔で励ますミナト。

ミナト　「大丈夫さ、この子は俺が守ってみせる! 何だってやってやるさ!」

クシナ　「…でも、あなた火影の仕事で忙しいからこの子言うことを聞かない子になるかも…
　　　　　…それで将来火影になりたいとか言い出して聞く耳もたないんじゃ…」
　　　　「それに女の子の気持ちも理解できなかったり先生に反抗したりなんて…！！」

ミナト　「ちょ、ちょっとちょっと」

クシナ　「！？」

ミナト　「生まれる前から心配しすぎだよ。そもそも男の子とも決まってないし…
　　　　　男でも必ず火影になりたいって言い出す訳じゃないだろ？ なんでそう言い切れるのさ」

クシナ　「だって…」

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クシナ　「…母親だもん」

ちょっと驚き、そして微笑むミナト。
　
ミナト　「とにかく俺は火影だからそう簡単には死なないさ。
　　　　　何が起きてもこの子は俺が守る、いいね？」

クシナ　「またそうやって適当に言うんだから、ちゃんと約束しなさいよ!」

ミナト　「大丈夫だって…父親だからね」

ー回想終わりー

ミナト（…僕のすべきこと…今度こそ…!）

ナルトの身体が光り始める。

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ズッ…

黒いチャクラが現れ、ミナトの手を塞ぐ。

サクラ　「えっ？」

ミナト　「！？」

陰九尾　「気を付けろ！」

九尾の精神世界に入り込んだ黒ゼツ。

黒ゼツ？「九尾…ヨウヤクオ前ヲ手ニ入レラレタ」

カカシ　「!?」

我愛羅　「何が起こっている？」

ミナト　「うぐっ…!!」

苦し紛れに螺旋丸を繰り出すミナト。

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しかしすかさず地面の中へ逃げる黒ゼツ。

ズズズッ

地面を這いで再びオビトの身体へ。

我愛羅　「ナルトはどうなってる!?」

ズンッ！！

何かが降り落ちてくる。

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サクラ　「今度は何なの!?」

ミナト　「！？」

カカシ　「！」

我愛羅　「まさか…」

黒ゼツ　「マダラサマ…」

マダラ　「遅すぎるぞ黒ゼツ。わざわざ俺に出向かせるとは」

現れたのは仙人化したマダラ。

煽り文：六道マダラ見参！！

サスケの元に現れたのは結局誰か分からなかったですね…
それと六道の宝具、絶対何かの伏線ですよね…!
何に使うんだろ・・