UGSF

UGSF HISTORY

▶エースコンバット3 エレクトロスフィア
この後1000年以上にわたり、政府連合や銀河連邦を裏で支配し続ける企業「ゼネラルリソース社」と「ニューコム社」が登場。
発売年:1999年
対応ハード:プレイステーション
人気フライトシューティングゲームであるエースコンバットシリーズの3作目として登場。現代に近い世界観を持つシリーズの中で、2040年の未来世界を舞台に、主人公が戦闘機パイロットとして空中戦に出るという異色の設定になっています。高い技術力による高精細なグラフィックと、爽快感のある空中戦は、シリーズを通じて高く評価されています。また、シナリオも重視され、細かな設定と世界観によるアニメパートが制作されるなど、当時多くの話題を提供した名作ゲームです。

▶サイバースレッド
この頃、多脚機動戦車「ヴィークル」を使った見世物的興行が盛んとなる。
発売年:1993年
対応ハード:アーケード
ビークルと呼ばれる未来の戦車に乗り込み、賞金を目指して戦う3D対戦シューティングゲーム。未来都市を舞台に1対1のバトルを行なうシンプルさと、一人称視点による未来的なCG表現が話題となりました。専用のアーケード筐体を使った対戦は、2本の操縦桿により自由自在にビークルを操るテクニックが要求され、追いつ追われつの駆け引きを重視した奥深いゲームとして、多くのファンに支持されました。その後、プレイステーションにも移植された名作です。

地球の人口飽和が極限に達する。これら問題を解決するため各国家を統合した政府連合(United Government)設立。
同年、アイランド3型宇宙コロニー「ウラヌス」をガローフ社に発注。さらに同年、政府連合の秩序維持を目指し、旧制各国家軍を解体、政府連合下に全軍再編し、陸軍(UGA United Government Army)空軍(UGAF United Government Air Force)海軍(UGN United Government Navy)宇宙軍(UGSF United Government Space Force)の四軍を設定。同年より宇宙軍に科学技術を集中し、無重力・真空下特殊作戦部隊サイバーコマンドを設立。
さらにこの10年後、2100年に統合大学でもある地球大学(The University of GAIA)が設立。

▶サイバーコマンド
ガローフ社が請け負った人類初のアイランド3型コロニー「ウラヌス」建設完了。
同年コロニー「ウラヌス」の反乱勃発。コロニー落着の危険性が出たため、鎮圧部隊として宇宙軍(UGSF United Government Space Force)特殊部隊サイバーコマンドを派遣。
同年ウラヌス反乱鎮圧。ウラヌス放棄。
発売年:1994年
対応ハード:アーケード
人気作サイバースレッドの続編としてアーケードに登場した3D対戦シューティングゲームです。未来都市を舞台に、暴走するスペースコロニーの人工知能コンピュータを阻止するため、プレイヤーはビークルと呼ばれる戦車を操作して戦いに挑みます。前作で好評だったビークル同士の対戦もよりパワーアップを果たし、3DCGもリアルなものに進化しています。また、一人で遊ぶシングルモードの内容も充実しており、ストーリー、マップ、敵戦車すべてにおいて多彩な内容のゲームとなっています。

2050年頃より実験段階にあった推進機関「フォトン・ドライブ(光子機関)」が実用段階に。これにより、太陽系開発および、10光年以内の恒星系に世代探査船派遣。第一次宇宙開拓時代開始。ケンタウルス座アルファ恒星群(恒星トリマンおよびプロキシマ)、エリダヌス座イプシロン(恒星オズマ)、はくちょう座61番(恒星エクシア)方面に派遣、いくつかの居住可能惑星(例:コーネウス)と、テラフォーミング可能惑星(例:エクシア)を発見。
また、本事業を記念してAG(AFTER GLACTIC)歴が開始。2100年以降、西暦と併用されることとなる。

▶バーニング・フォース
地球大学宇宙学部トップスペース専科の天現寺ひろみ、卒業試験を受験。卒業後、宇宙軍(UGSF United Government Space Force)に所属。
発売年:1989年
対応ハード:アーケード
地上、宇宙空間などを舞台に敵との戦いに挑む3Dシューティングゲーム。地球大学の卒業試験として始まり、最後に実戦が待っているというユニークなストーリー設定で、主人公のひろみは、ステージが進むごとに操作方法の異なるエアバイクとエアプレーンという2つの機体に乗り込みます。敵を倒す武器としてショットとボムが用意され、コース上にあるアイテムを回収することでパワーアップすることができました。ノリのいい音楽と、ポップなグラフィックも当時話題になりました。

時空跳躍機関の最初期形態である「ワープ・ドライブ(空間歪曲機関)」が開発・実用段階に。とうとう銀河系へ人類の開拓の手が伸びる。(第二次宇宙開拓時代)またこの頃から、自称を「地球人(Earthian)」から「銀河人(Galaxian)」に改称。
同年、政府連合(United Government)解体、銀河連邦(United Galaxy)へと再編成。連邦中央政府は政府連合と同様、地球に置かれる。

▶ギャラクシアン3 プロジェクト・ドラグーン
エリダヌス座イプシロン星域で、初の外宇宙物体に遭遇。これがライブ・ウェポンと呼ばれた未確認知的機械種UIMS(UIMS Unknown Intellectual Mechanaized Species)である。
同年、惑星ドグマスに設置されたキャノンシードを破壊、同ドグマス崩壊。UIMS撤退。
発売年:1990年
対応ハード:テーマパーク向けアトラクション
国際花と緑の博覧会に専用の施設として登場した3DCGシューティングゲーム。ナムコ初の本格的なテーマパーク向けアトラクションとして、ゲームファン以外にも大きな話題となりました。28人のプレイヤーが同時に、円周状に配置された巨大スクリーン上でプレイする大型のアトラクションとして、最新の3DCG技術が惜しみなく投入され、フロア全体が可動し全身で体感できる機構とともに人々を驚かせました。あらゆる面で、ビデオゲームの枠を超えた豪華な内容で当時から多くのファンを生み出し、今なお多くの人の記憶に残っているゲームです。

▶ギャラクシアン3 ザ・ライジング・オブ・ガーブ
UIMS派生種、UIMSΔ、惑星コーネウスに侵攻。
同年、UIMSΔの重要塞コードネーム「ガーブ(GOURB)」を破壊。ガーブ、コーネウスと共に崩壊。UIMSΔ撤退。
発売年:1996年
対応ハード:プレイステーション
大型のテーマパーク向けアトラクション、ギャラクシアン3を家庭用ゲーム機で再現した3DCGシューティングゲーム。アーケードで登場したギャラクシアン3・シアター6のシナリオ、プロジェクトドラグーンを完全再現しているほか、オリジナルシナリオとして「ライジング・オブ・ガーブ」も収録されていました。また、同時に4人までプレイすることが可能で、プレイのレコーディング機能や、ガンナーモードも搭載されるなど、ギャラクシアン3の世界を遊び尽くせる集大成的ソフトになっています。

UGSF、地球外物体の脅威に対抗すべく「D計画」発動。このころより、UIMS、UIMSΔの使用した技術から多くの先進的技術を鹵獲ないしは分析の上、習得。これにより航宙機の小型化・高性能化を達成。以降の航宙機は、小機体・大威力兵器の傾向が強くなる。

UIMS技術を用い、銀河系各星系に対し大々的な移民、惑星改造を実施。領星系は60、人口は400億を超える。

▶ギャラクシアン
銀河連邦初の外宇宙生命体(ETI)となる「エイリアン」と初遭遇。(第一次エイリアン侵攻)小型かつ多数の生命体であったため大型艦が投入できず、試作小型航宙機「ギャラクシップ」を投入した。これが功奏しエイリアンを撃退するに至る。この戦訓から、これ以降は小型航宙機による強襲戦術がUGSFの基本方針となった。
発売年:1979年
対応ハード:アーケード

▶ギャラガ
「第一次エイリアン侵攻」から3年弱、エイリアンの第二次侵攻が確認された。UGSFはエイリアンのコードネームを「ギャラガ(Galaga)」と命名し、太陽系を中心に防衛戦を構築した。事前に対エイリアン戦開発比重を高めていたため、「デュアル・ファイター・モード」を持つ新型航宙機「ファイター」の開発が間に合い、ギャラクシップに変わる新戦力として投入。
発売年:1981年
対応ハード:アーケード

▶ボスコニアン
ギャラガに次ぐ、第二の外宇宙生命体が出現。銀河連邦領星系内に基地を構築、無宣言で星系を事実上領有開始。銀河連邦側は外宇宙生命体との初期交渉手順にしたがい、意思疎通行動→警告行動→威嚇行動を行うも、第二外宇宙生命体は、全て武力攻撃にて反撃。UGSF、第二外宇宙生命体の戦力分析を完了。コードネームを「ボスコニアン」と設定。UGSF、対ボスコニアン戦航宙機「ブラスター」派遣。
同年、ボスコニアン、領星系の基地を放棄し撤退。放棄された基地はUGSFが接収、調査を行い、ボスコニアンの詳細の判明に役立った。なお調査完了後、使用可能なもののみUGSF基地として再利用。
発売年:1981年
対応ハード:アーケード
宇宙空間に点在する敵の基地を破壊するスペースシューティングゲーム。8方向に移動できるファイターを操り、レーダーを頼りに広い宇宙を航行し、ミサイルを発射してバトルを繰り広げる壮大なスケールの人気作でした。リアルな敵基地のグラフィックや、コンディション表示、音声合成によるアナウンスなどシリアスなSF要素が満載で、ゲームの雰囲気を高めることに成功していました。また、ゲームポスターのデザインを著名なイラストレーター長岡秀星氏が手がけたことも当時話題となりました。

▶ギャプラス
2279年の第一次侵攻、2281年の第二次侵攻と、二度もUGSFによって侵攻を阻まれたエイリアン「ギャラガ」は、その経験値により急速な進化を遂げ、高い知能を持つ第三世代エイリアン「ギャプラス」として新たに帝国を築き上げた。エイリアンの勢力拡大を危惧したUGSFは、対ギャプラス用として、航宙機「オウガヘッダー」専用強化兵器「ブラスターヘッド」を開発した。それを察知したギャプラスはこれを強奪し、ここに第三次エイリアン戦が勃発する。
発売年:1984年
対応ハード:アーケード

▶ギャラガ'88
2283年に発生した第三次侵攻を防いだUGSFであったが、さらなる進化を遂げた「エイリアン」はとうとう次元跳躍によるハイパードライブを可能とした。エイリアンはある惑星を本拠として、そこからハイパードライブで地球へと攻撃をかけてくるようになった。突如として現れるエイリアン、それを撃退しに向かったUGSFは、逃げ行くエイリアンが次元の穴に吸い込まれていくのを見た。この事態を重く見たUGSFは、エイリアンの撃退およびエイリアン本星(コードネーム:プラネット・ギャラガ)の破壊を作戦目標として、「トリプル・ファイター・モード」を持つ航宙機「ブレスト・ファイター」を派遣した。
同年、プラネット・ギャラガ陥落。その残骸から、UGSFはハイパー・ドライブ技術を発見、確保する。
発売年:1987年
対応ハード:アーケード

▶ブラスト・オフ
ボスコニアンの第二次侵攻が開始される。しかし、第二次侵攻はボスコニアンのみの攻撃ではなく、百十数年後に襲来してくる「バッツーラ」の影が見え隠れした。今までのボスコニアンとは違うと察知したUGSFは、最新鋭航宙機「ブラスターFR」を投入し、ここに「オペレーション・ブラスト・オフ」が開始された。
発売年:1989年
対応ハード:アーケード
大人気スペースシューティングゲーム、ボスコニアンの続編として登場した一作です。8年の時を経て縦スクロールのシューティングゲームへと姿を変えていますが、敵や背景、ストーリーの設定は往年のボスコニアンを引き継いでいます。ステージもボスコニアンに登場した敵基地の内部深くへと侵入し、ボスとともに破壊するというファンにはたまらない構成になっています。自機のフォーメーションチェンジをすることで、ショットの特性を4種類に変化させることができ、シーンに合わせた多彩な攻撃が可能になっています。

▶ファイナル・ブラスター
ボスコニアン、第三次進攻開始。地球圏まで攻勢の手が伸びる。事態を重く見たUGSFは「オペレーション・ファイナル・ブラスター」を発動。対ボスコニアン用として開発中であった最新鋭航宙機「ブラスターMk-2・フェニックス」を派遣、反撃を開始した。
同年、敵前線惑星であるコードネーム「惑星ボスコニアン」を強襲、これを陥落。ボスコニアン撤退。

銀河連邦、このころ(対エイリアン戦、ボスコニアン戦争)より、疲弊した領星系を整備。ゼネラルリソース社はエイリアンの残党排除に、非公然実力行使集団「バウンティ・ハウンズ」を設立。領星系の惑星の内、主要8惑星に星間コンピュータ・クラスター・システム「FEDCOM」を設置、運用を開始。
発売年:1990年
対応ハード:PCエンジン
スペースシューティングゲームシリーズ、ボスコニアン、ブラスト・オフの流れを汲むアクションシューティングゲーム。わかりやすいパワーアップと、自機の移動スピードをいつでも4段階に切り替えられる機能など、初心者から上級者まで誰にでも楽しめるシューティングゲームになっています。家庭用ゲーム機専用ソフトとして作られた今作は、ボスコニアンだけでなく、名作シューティングゲームであるゼビウスの特徴的なキャラクター、バキュラや地上絵なども登場しファンを楽しませました。

▶バウンティ・ハウンズ
度重なる外宇宙生命体の侵攻で疲弊した領星系が整備され、第二次宇宙開拓時代を迎えた。宇宙開拓前史より抗争を続ける超巨大企業「ゼネラルリソース社」と「ニューコム社」との陰謀に巻き込まれる傭兵「バウンティ・ハウンズ」の活躍を描く。
発売年:2006年
対応ハード:プレイステーション・ポータブル
プレイステーション・ポータブル用のオリジナルタイトルとして登場したアクションゲーム。プレイヤーは傭兵“バウンティ・ハウンズ”の一員となり、様々な武器を手にETI(地球外知的生命体)と戦います。迫力のある戦闘アクションシーンでは、500種類以上の武器・防具を装備することができ、大量の敵を一度に倒す圧倒的な爽快感が味わえます。ポータブル機ならではの、ワイヤレス通信対戦や、ゲームシェアリングも可能になっています。

▶ギャラクシアン3 アタック・オブ・ゾルギア
第一次開拓時代よりテラフォーミング中の惑星「エクシア」に宇宙生命体「ゾルギア」が降着。だがしかし、その姿は初めて発見された2298年(作品名:バウンティハウンズ)の姿とは似ても似つかない超巨大生命体であった。環境コントロールセンターに降着し、まさに暴走させんとしている超巨大ゾルギアをUGSF特殊戦闘部隊(SAT)が、特殊大型航宙艇「ドラグーンJ2」を用いて排除作戦を敢行する。
同年、コードネーム「ゾルギア」を撃破。エクシア救出。
この5年後、パサート・ラム・ドライブ型ドラグーンが全機退役、廃版へ。
発売年:1990年
対応ハード:テーマパーク向けアトラクション
大人数で協力してプレイすることができる3DCGシューティングゲーム。ギャラクシアン3・シアター6は、大型のテーマパーク向けアトラクションであるギャラクシアン3を、アーケード向けに小型化したもので、アタック・オブ・ゾルギアは専用のオリジナルシナリオとして登場しました。小型化はしたものの、6人同時プレイ可能な巨大プロジェクターを使った筐体は、ゲームセンターとしては異例の大きさで、テーマパーク以外でも楽しめるギャラクシアン3としてファン層の拡大に貢献しました。

▶スターブレード
人類の宿敵であるUIMSによる第三次侵攻。UGSFは防衛作戦「オペレーション・スターブレード」を発動。ドラグーンJ2が全機、退役・廃版してしまったことにより長距離作戦可能な大型航宙艇がなくなったため、最新鋭航宙機「FX-01」を、「チーム・スターブレード」として編隊運用して対応。
同年、チーム・スターブレード右翼「ジオソード小隊」の活躍により、コードネーム「レッド・アイ」、同「アイス・バーグ」、同「コマンダー」を撃破。
この後に、UIMSの頂点に位置する「コマンダー」残骸より、クェーサー制御技術を発見。
発売年:1991年
対応ハード:アーケード
ギャラクシアン3の世界を引き継ぎ、プレイヤーが1人で遊べる形に仕上げた3DCGシューティングゲーム。宇宙船ジオソードの乗組員となり、敵をレーザーで撃破する大迫力の宇宙戦闘を楽しめます。敵の迎撃を突破し、惑星型最終兵器レッド・アイへ突入、内部のコアを破壊するというゲーム展開は、映像やサウンドの演出も相まって、非常に臨場感の高いものになっています。また、専用のアーケード筐体は特殊なレンズを採用することで、画面をより広く見せる仕組みになっており、コックピットから見える宇宙空間を見事に表現していました。

外宇宙生命体からの侵攻が停止。銀河連邦は安定期に入る。主に各領星系内での事件のみとなる。

▶ディグダグ
銀河連邦領星系、某惑星の地中に怪獣出現。ホリ・タイゾウが解決に乗り出す。
発売年:1982年
対応ハード:アーケード
主人公のディグダグを操って地底を掘り進み、敵キャラクターのプーカァやファイガーを撃退する戦略的穴掘りゲーム。水中メガネをかけたようなプーカァ、火を吐くファイガーなど個性的で可愛らしいキャラクターとともに、ポンプで敵を膨らませて破裂させるという攻撃方法など今までにない斬新なゲームスタイルが話題となり、男女を問わずゲームセンターの人気作となりました。地面の掘り方でゲームの展開が大きく変わり、岩を落下させて敵をまとめて倒すといった様々なテクニックが生まれました。

▶ディグダグⅡ
銀河連邦領星系内、某惑星の諸島に怪獣出現。'82年のディグダグ事件を解決したホリ・タイゾウが再び解決に乗り出す。
発売年:1985年
対応ハード:アーケード
人気作ディグダグのキャラクターが、再び熱い戦いを繰り広げる穴掘りアクションゲームの第2弾。舞台は、前回の地中から海上に浮かぶ小さな島へと変わりましたが、敵キャラクターのプーカァやファイガーはここでも大暴れして主人公ディグダグを困らせます。今回のディグダグは、従来のポンプによる攻撃だけでなく、ドリルで地面に穴をあけることもできるようになりました。さらに、まとめて敵を倒すことができる大ワザ「島くずし」によりダイナミックで戦略的なゲームへと進化しています。

▶バラデューク
銀河連邦領星系外縁部より、銀河連邦と友好関係にある外宇宙生命体「パケット族」から救難信号が出される。凶暴な「オクティ族」によって建設された地下要塞「バラデューク」に、パケット族が拉致、監禁されているというものであった。UGSFは辺境警備隊の空間騎兵「トビ・マスヨ」にパケット族救出と、バラデューク要塞からのオクティ族排除を命令した。
発売年:1985年
対応ハード:アーケード
地下要塞バラデュークからパケット族を救い出すアクションシューティングゲーム。プレイヤーは、8方向レバーで移動させることができ、ボタンにより左右に波動ガンを発射することができます。不気味な敵キャラクター、オクティ族を倒しながら要塞の奥深くへと潜り、敵のボス「オクティ・キング」を倒すためには、様々なテクニックが要求されました。それまでのナムコが持っていた明るいイメージとは異なる、ダークで渋い世界観は当時のファンを驚かせました。アクションゲームで新しい分野を開拓した異色作です。

▶爆突機銃艇
バラデューク突入作戦から3年後、再びオクティ族が策動を開始した。UGSF、オクティ族を凶暴種族から、敵対種族へと認定、辺境警備隊、空間騎兵「トビ・マスヨ」にとうとうオクティ族の殲滅指令が下る。
発売年:1988年
対応ハード:アーケード
バラデュークの続編として1988年に登場したアクションシューティングゲーム。再び出現したオクティ族を倒すための新たな武器、機銃艇が登場します。格段に攻撃力がパワーアップした機銃艇に乗り込む爽快感と、どこか愛らしい「パケット」や「パケじい」といったキャラクターたちが独特の世界を作っていました。前作では、迷路状になっていたマップやクセのある操作も一新され、よりシンプルなものに生まれ変わりました。不気味なのにコミカルでシュールなゲームに仕上がっています。

▶ミスタードリラー
ミスタードリラーの称号を持つ少年ホリ・ススムが銀河連邦領星系のとある惑星で起きた「ブロックあふれ出し事件」の解決に乗り出す。
発売年:1999年
対応ハード:アーケード
主人公ホリ・ススムを操作し、ゴールを目指して掘り進むアクションゲーム。色分けされたブロックで分けられた地面をドリルで崩すことで、主人公は地底深くへと掘り進みます。ダイナミックに崩れるブロックにつぶされないようにゴールへとたどり着くスピード感溢れるゲームです。ポップなキャラクターと簡単でわかりやすいルール、そして程よいパズル要素のある奥深い内容で、幅広いユーザーから支持されました。アーケードゲームとして登場し、後に家庭用ゲーム機や携帯電話などへと移植され、シリーズ化された大人気作です。

▶スタートリゴン
UGSFアストロレスキュー所属のホシ・ワタル、ビッグバン・宙太が銀河連邦領星系のとある星系で起きた宇宙船事故の解決に乗り出す。
発売年:2002年
対応ハード:アーケード
主人公ホシ・ワタルを操作して、星から星へと移動しながら仲間を救うアクションゲーム。常に星の周囲を周回している主人公をタイミング良くジャンプさせて、別な星に移動するシンプルな動作が特徴となっています。移動の時に引かれる軌跡のラインで、三角形を作り囲むことで仲間を助けられます。1ボタンだけで遊べる簡単操作と、パズル要素を兼ね備えたユニークなゲームです。人気作ミスタードリラーの流れ汲むアーケードゲームとして登場し、後にiPhone/iPad向けにも移植されました。

▶スターラスター
UGSF、第三の侵攻勢力バッツーラを確認。銀河連邦が安定期に入り、航宙機のアップデートがされなかったため、バッツーラの侵攻によって多くの領星系を喪失する。UGSF、時間稼ぎをしつつ、手持ちの最新鋭技術を結集させて航宙機を作る。その結果、最強の通常航行機関「クェーサー・ドライブ(ブラックホール機関)」と、超長距離跳躍機関「ハイパー・ドライブ(量子テレポート機関)」を搭載した戦闘航宙機「G.A.I.A.」が完成。満を持して反攻作戦「オペレーション・スターラスター」が実行される。
同年、敵前衛機動惑星であるコードネーム「暗黒惑星」を破壊、バッツーラ撤退。
撤退後、UGSF、バッツーラの残骸より、銀河連邦では実現出来ていなかった「ディアスタシオン粒子反応炉(Dホール・リアクター)」技術を発見。
発売年:1985年
対応ハード:ファミリーコンピュータ
ナムコ初のファミコン向けオリジナル作品として登場した戦略的要素のある3Dスペースシューティングゲーム。広大な宇宙空間を舞台に、刻々と変化する戦況を判断しながらプレイヤー自らが戦闘機ガイアに乗り込み、敵の編隊を直接攻撃するというリアルタイムシミュレーションの要素を持っていました。当時としては斬新なスタイルだったため、発売した当初は難解なゲームと言われていましたが、時が経つにつれオリジナリティとその戦略性が高く評価されるようになった傑作ゲームです。

▶スターイクシオン
オペレーション・スターラスターで弱体化した銀河連邦に対し、外宇宙生命体から一斉攻撃が開始される。UIMSΩ侵攻開始、ギャラガ侵攻開始、バッツーラ侵攻開始、ボスコニアン侵攻開始、また新しい外宇宙生命体として、コードネーム「サディーン」発見、およびサディーン侵攻開始。この未曾有の危機に対し、UGSFは「オペレーション・スターイクシオン」を発動。この時点で使用可能な全ての航宙機・航宙艇が現役、退役問わず徴発された。

「オペレーション・スターイクシオン」完了後、各勢力の前衛惑星を撃破するも各勢力は分散撤退し、銀河連邦領星系に拡散。また領星系の3分の1を失陥ないし喪失する。また銀河連邦母星である地球もUIMSにより占領され、失陥する。この地球失陥のため、銀河連邦母星をコスモ・ラグーン系第四惑星「ガイア」に移動。
発売年:1999年
対応ハード:プレイステーション
ファミコン用ソフトとして高い評価を受けていたスターラスターの要素を引き継いだ3Dスペースシューティングゲーム。広い宇宙空間で敵編隊を迎え撃つ戦略を練るマップモードと、コックピット視点で敵の編隊を直接撃破するコンバットモードを使い分けながら進める奥深さを持ったオリジナリティ溢れる一作です。登場機体や攻撃方法も前作から大幅にパワーアップされ、宇宙戦争の迫力をたっぷりと楽しめます。また、UGSFシリーズでおなじみのギャラクシップや、ジオソードといった機体を選べることも大きな特徴の1つでした。

「オペレーション・スターイクシオン」によって弱体化したボスコニアンのうち一派が「ボスコニア」を建国。銀河連邦に降伏、連邦構成国の1つとなる。

第二次D計画発令(100年増強計画)。新母星ガイアを中心に銀河連邦星系を確立。またこの期間でディアスタシオン科学発展。

▶みずいろブラッド(ゲーム側シナリオ)
ゲームの「みずいろブラッド」は、UIMS占領下の地球が舞台。UGSF、先遣艦隊を地球に派遣、UIMS勢力調査を行う。国勢で銀河連邦が1に対し、UIMSは0.1以下であることが確認。
同年、連邦議会において、銀河系内UIMS駆逐作戦「オペレーション・ドレッドノート」が発令。
発売年:2007年
対応ハード:ニンテンドーDS
主人公のロボット、みずいろちゃんがブラッド学園で送る学園生活をテーマにしたミニゲーム集。携帯ゲーム機ニンテンドーDSならではの、タッチペンを使った手書き入力によるゲームが特徴になっています。一見ポップで可愛いキャラクターたちが繰り出す、ブラックでカオスな世界観が人気を呼びました。終盤で意外な展開を見せるストーリーなど見所がいっぱいの名作です。

▶みずいろブラッド(ブログ側シナリオ)
みずいろブラッド公式ブログ掲載のシナリオは、この時期のUIMS側から見た「オペレーション・ドレッドノート」となる。
同年、UGSFより、地球に向けて大小合わせ104万隻強の艦艇を派遣、地球奪還に成功する。
またその後、銀河連邦領星域内で活動する全てのUIMS、ギャラガ、バッツーラ、ボスコニアン、サディーンの駆逐を開始。
発売年:2007年
対応ハード:ニンテンドーDS
ニンテンドーDS用ゲーム、みずいろブラッドの公式ブログで公開されたオリジナルストーリー。ゲームの中だけでなくウェブ上でカオスな広がりを見せる、みずいろブラッドの世界。その1つであるブログ上である日突然、緊急ニュースとして木星防衛ラインがUGSF軍によって突破されたという発表が行なわれます。そして次々に明かされる衝撃の真実。ゲーム本編では触れられなかった、みずいろちゃんを始めとする登場キャラクターの意外な後日談が描かれます。

▶スターブレード オペレーション・ブループラネット
戦争最終期に突入、UIMS残党が再集結、地球への侵攻を確認。「オペレーション・ブループラネット」発動。
同年、コードネーム「メガマウス」および、同「コマンダー」の撃破をもって本作戦は完了。外部勢力は一掃されたが、UGSFも損失97%を超え、第二次D計画で建造されたほぼ全ての艦艇を喪失。
発売年:2001年(未製品化)
対応ハード:アーケード
2001年のアミューズメントマシンショーで参考出展された、3DCGシューティングゲーム。当時開発中だった、O.R.B.S.と呼ばれる半球スクリーンを使用した大型アミューズメント筐体を使用し試作されたアーケードゲームで、スターブレードの実質的な続編にあたる内容でした。最新の3DCG技術を使用し、音声通信によるナビゲーションなど臨場感溢れる演出で、宇宙船のパイロット気分を味わうことができました。巨大な画面に映し出される宇宙空間の迫力は、今でも多くの人の記憶に残っています。

銀河連邦安定期に突入。領星系拡大再開。恒星間無機物転送エネルギーチューブ「スターライン」が実用段階に。各領星系がスターラインにて連結され、輸送技術と経済活動の革新が起こる。

これ以降、銀河連邦領星系は、スターライン技術によって爆発的拡大を遂げる。2700年終わりごろには、領星系は母星ガイアを中心に半径5000光年まで拡大。

▶ニュースペースオーダー
銀河連邦領星系にて、敵性国家であるコードネーム「軍事帝國」とUGSFが接触。エイヴォンフォード紛争が開始される。以降戦闘が泥沼化、完全な戦争状態に入る。銀河連邦は「新宇宙秩序戦争(The New Space Order War)」と命名。3210年まで戦争が続く。
発売年:2004年~(テスト運用)
対応ハード:アーケード
宇宙を舞台にしたリアルタイムストラテジーゲーム。複数プレイヤーが同時にプレイ可能なアーケードとして開発されました。それぞれのプレイヤーが軍を率いて、宇宙空間で領土を拡大し、敵軍の母星や敵戦艦と戦闘を行ないます。2004年からテスト運用を行ない、当初から詳細な舞台設定と壮大なストーリーが話題となっていました。まだ、一般にはなじみのないリアルタイムストラテジーというジャンルを、わかりやすい形で提示した、アーケードゲームとしては前例のない非常に意欲的なタイトルです。

▶サンダーセプター
従来無機物しか転送できなかった「スターライン」技術が、有機物も転送可能な「ハイパー・ウェイ」技術へと進化した7650年。UGSFとエイリアンとの戦いは、エイリアン側の圧倒的優位にあった。UGSFは最終兵器「V-28」を開発するが、それを作動させるために必要な「ゲルトリウム」は敵の勢力下にあった。ゲルトリウムを入手した連邦軍パイロット「ジムリッター」はUGSFに届けるため、ハイパー・ウェイ専用航宙機「サンダーセプター」を駆って敵中突破作戦を敢行する。
発売年:1986年
対応ハード:アーケード
プレイヤーが乗り込む戦闘機サンダーセプターを操り、敵エイリアンと戦いながら連邦軍基地を目指す3Dシューティングゲーム。コックピット型の筐体に乗り込み、迫り来る敵や障害物を専用のコントローラーで迎え撃つアーケードゲームとして登場しました。プレイヤーの武器ブラスターと、強い威力を持ったナパームボムを駆使して、細い通路内を走破するスリリングなアクションが楽しめます。また、専用スコープを装備し立体映像が楽しめる、3DサンダーセプターIIも後に発売され話題となりました。