言いたい事は頭の中に思い浮かんでいるのに、それを表現するピッタリな言葉が出てこない事がよくある。すでに今も"ピッタリな言葉"という部分はもう少し違う表現が出来ないものか…と考えるも、全く思いつかない。
小さな脳をフル回転して、どうにか書いた記事に対して言及してくれた人が「ヅラ美さんが抱いていた感情は『○○は○○だ』という事だと思う」と、私の言いたかった事をすんなり上手に表現してくれた事があった。
「それ!それ!それー!それが言いたかったんです!」…と脳のアハ体験を味わいスッキリした私は、嬉しい気持ちと同時に悔しい気持ちが湧き上がってきた。
悔しくなったのは、自分の頭でその表現を思いつく事が出来なかったから。そして、言葉のセンスを持ち合わせた人に尊敬と憧れがあるからだ。
表現の仕方は色々あって、それに対する好みも人それぞれ。綺麗な表現が好きな人も、下衆な表現が好きな人も、笑っちゃう表現が好きな人も、哀愁ある表現が好きな人も…色々なタイプがいる。私にも好みの表現があるのだけれど、それをも今ここで上手く伝える事が出来ない。もどかしい。
誰かが書いた記事を、はてなブックマークを通して毎日色々と読んでいるけれど、中でもダントツで好きなのは"加藤はいね"さんだ。彼女の天才っぷりは有名。私が特に好きな記事はこれ。下半身が32年フリーz・・・わあああああああ!!!!!
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彼女の記事は出来事も面白いのだけれど、それよりも言葉選びとセンスが素晴らしい。もちろんこれは「私好み」というだけで、好きかどうかは人それぞれだろう。でもあのブクマ数を見れば、ファンがどれだけいるか分かる。
彼女はまるで友達と喋っているかのように文章を書く。文字起こししたような文章だ。そしてボキャブラリーが豊富。文章でも口から発する言葉でも、話を面白くできるか、つまらなくしてしまうかはボキャブラリーの多さが重要だと私は思っている。それは"難しい単語をたくさん知っている"という事ではなく、世にある言葉と表現方法をたくさん知っているかどうか。
目の前にあるリンゴをどう表現するか。"丸くて小さなリンゴ"と表現するか、"まるで私の小ぶりで可愛らしい胸のような形のリンゴ"と表現するか(この表現にはセンスの欠片も無いけれど、あくまで例なので…他の表現が全く思いつかなかった>_<)
話を面白く伝えるのにボキャブラリーの多さは必須。もちろんセンスも必要。彼女は普段の喋りも上手い人なんだろうなと思う。
私はお笑いが好きなんだけれど、それは芸人さんが発する言葉のセンスが好きというのもある。中でも南海キャンディーズ山ちゃんの言葉選びが好きだ。何かに例えるのが上手いし、色んな言葉が飛び出してくるので聞いていて楽しい。
きっと売れている芸人さんは元々才能があるだけでなく、経験を重ねる事でボキャブラリーを増やし、面白く伝える方法を身につけていくのだろう。その為には「相手に楽しんでもらいたい」という強い想いと、たくさんの言葉を知って覚えていく事が大切なのだと思う。
と、偉そうに語ってみた。
ボキャブラリーが少なく上手い表現が出来ない私も「読んで書いて聞いて」多くの言葉に触れていきたいと思う。
読んでいただきありがとうございました。