2014-02-19

一生、一人でいい。

何が一番辛いって、自分感受性に嘘を吐いて生きることだと思う。感情には嘘が付ける。でも感受性って、それまでの人生自分が見たり聞いたものの積み重ねで出来ている。理解されなくてもいい。どうか放っておいて欲しい。なのにそれを否定されると、私は全てがどうでも良くなる。それまで何ともなくても、一気に波が引いたように冷める。そうして、心が冷えていく。

私が人付き合いを厭う一番の理由はそれだ。人との関わり合いでは、必ずどちらかが少なからず我慢しなければならない。私は、我慢が嫌いだ。我儘なんだと思う。他人を振り回す程の勇気もない。だから一人でいるのに、時々興味本位で近付いてくる人は必ずいる。そうして好き勝手に私を批評して利用して、私はそれに振り回される。

大して良いと思わないもの賞賛して、聞きたくもない話に耳を傾け、好きでもない他人に媚び諂う時に、最高に魂が抉れる。人生は限られてる。不快な思いは、なるべくしたくない。ストレスだって、溜めたくない。無理に作り笑いをして疲れるくらいなら、一人で孤独を拗らせている方が遥かにましだ。

私は多分、人と関わるのに向いていない。

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