カニバディール

私はただの人間だ

他の連中よりほんの少し「欲しがり屋」なだけなんだよ



名前 カニバディール
性別 男性
年齢 30代半ば(推定)
身長 213cm(能力不使用時)
体重 110kg(能力不使用時)
出身 昼の国
所属 カノッサ機関およびスクラップズ
本名 カール・ハルズマン
ss ハルズマン精肉店事件



【容姿】
身長2メートルを超えているであろう、大男。角張った顔つきに、短めの黒髪。
獣のように鋭くとがった歯と、異様に長い舌を持つ。
薄汚れた灰色の作業着の上に黒いラバー地のエプロンを着用し、黒いゴム長靴を履いている。

額いっぱいに広がる一つ目を有しており、黒い瞳の両目は義眼。
両耳は黒く変色し、奇妙に歪んでいる。両手の親指は、ほかの指に比べて細長く、これも黒く変色している。


喉の内側の肉には、カノッサ機関員の証である逆五芒星とNo.29の数字を刻んでおり
能力によって喉を左右に開くことで表に出せる。

単純に機関員であることを明確に示すための名刺代わりのようなもの。
本人は機関に忠誠を誓っているわけではないため、肉を分離すれば簡単に消すことも可能。



【装備】
肉切り包丁
十数本携帯しており、近距離戦での凶器や遠距離戦での投擲武器として用いる。


大型拳銃
高い威力を持つ拳銃。本人は刃物の方が気に入っているらしく、どうしても必要に迫られた時のみ使用する。


『神滅の轟腕/タイタニック・ノア』
六罪王レギンより賜った、黒と金がベースカラーの大きさ1m半以上にもなるバトルアックス。
帝竜岩と呼ばれる凄まじい硬度を持つ地の国の鉱物で造られた代物。

柄の部分にカートリッジを接続する箇所が存在し、マギタイトや宝玉などの属性物質を組み込むことで
刃全体への属性効果の付加による破壊力増大、ならびに魔力放出による範囲攻撃が可能。

カニバディールの戦闘における主武装。



【能力】
自分の肉体を変形・増殖・膨張・分離・融合させる能力。
四肢や首や舌などを膨張によって伸ばしたり、眼球や耳や鼻などの感覚器官を肉体のどこかに生やしたり出来る。
手足や口を増やすことも可能。
膨らませた肉で怪我を覆うことで出血を止める、といったことも可能。

増殖・膨張の限界量は、過去に食べた生物の質量に比例する。
増やした手足や感覚器官は、失っても新しく食らい蓄えることで補えるが、本来の肉体の傷や欠損を再生することはできない。

ヘルクラネウムでの古龍討伐にて、両目・両耳・両手の親指を失ったことにより、かえって能力の精密動作性は高まっている。

食った生物は、種族問わずこの能力によってその身に取り込まれるため、この能力の保持者は今まで食らってきた命の絶望や無念、怨嗟の声を常に感じ続けることになる。



【性格】
自身の損得に固執する利己主義者。金、物、人の命、どんな形であれ、何かを得ることを常に求めている。
こうした自らの利益のためならば手段を選ばず、平気で他人を踏みにじる悪党。
カノッサ機関に所属しているのも、利益追求を行いやすいと考えているため。

しかし、機関に身を置くうちに、数多くの強者と出会い、立場や善悪を問わず、彼らに対しては敬意を抱くようになる。



【対人】
普段は横柄な態度が多いが、同じ機関員の前では、慇懃にふるまう。
ナンバーズ No.50のデュアル兄弟とは、逃亡後に流れ着いた泥の街で、組んで悪事を行っていた共犯者。
立場は違うが、互いに対等に接している。

配下である『スクラップズ』に対しては、比較的寛大。

UNITED TRIGGERギア・ボックスとは何らかの因縁があるらしいが、詳細は不明。
何らかの目的のためにギアの身柄を狙い、配下の一人ブレインデッドにギアを拉致させた。



+  交流のある人物



【戦闘方法】
主に四肢を膨張させて肉塊に変え、それを振り回して攻撃する近・中距離戦を行う。
肉体の一部を膨らませることで盾として使用することもある。
より巨大な肉塊を作り出せば破壊力も上がるが、本人の身体能力は鍛えた常人レベルのため、あまり大きすぎると扱えなくなる。
口を増やしてのかみつき攻撃や、舌を伸ばしての締め付け攻撃なども使う。

遠距離においては、肉切り包丁の投擲や、前述の『神滅の轟腕/タイタニック・ノア』を用いた範囲攻撃を主とする。

肉膨張による防御力、持ち前の体力の高さからくる耐久力は脅威ではあるが、その分機動力が低い。


『人面瘡』
肉体の増殖と分離を応用して作り出す、カニバディールの分身体。
筋肉がむき出しになったような赤い身体と、主同様の鋭い牙と長い舌、ギョロリとした大きな眼球を持つ。
ある程度の自立思考が可能だが、最初に与えられた命令一つを遂行することしかできず、
命令を遂行すると闇雲に主の元へと帰ろうとする。
カニバディール本体に接続されたままでの運用も可能。



【備考】
ナンバーズ、No.29を冠する。
カノッサ機関加入以前は肉屋を経営しており、安価で生産できるという理由で、食肉としての人肉の生産・売買に手を染めていた。
それが自警団に発覚し、住んでいた街から逃亡したという過去を持つ。
この件では未だ逮捕されておらず、現在に至るまで指名手配されている。


相当な悪食であり、毒でもない限りは、人肉も含めてたいていのものは食せる。
能力強化のため、殺した相手の屍肉を習慣的に食べている。


金持ち相手の残忍なショーに出演していた経験もあり、ある程度の教養や銃器の扱いなどは、この時に身につけたものらしい。


昼の国、ヘルクラネウム地下の古龍討伐にデュアル兄弟と共に参加。
その折、以前より叛意を抱いていた存在である、六罪王リリアが古龍にとどめを刺そうとするのを妨害。
当然、その場で罪を問われるが、次いで現れたカノッサ機関参謀、ソーンが自分とデュアル兄弟をかばうのを目の当たりにし
自ら、両目を抉り、両耳・両手の親指をちぎり取って、それらをリリアに捧げ、その場を収めた。

この一件を機に、以前から繋がりのあったソーンに部下として認められるに至った。

失った両耳と両手の親指は能力によって補っており、両目には義眼をはめるようになる。
また、失った両目を能力が補った結果、額に大きな一つ目が出現。以前の目よりも、高性能なものであるらしい。



【所持品】
  • レナール中央広場の戦いの映像データ
2013年3月17日に起きた、交易都市レナールに対する襲撃の際に撮影されたもの。六罪王ガイスト・ウォレンと、
ヒトツギ・カズネおよびナウファル・ディヤー・アル=ミルドリーとの戦闘の一部始終が記録されている。


  • 『RB-コバルト・ボマー』
六罪王レギンより提供された、筒型の爆弾。驚異的な威力を誇るため、普段持ち歩くようなことはない。
カニバディールにとっては、切り札の一つ。


  • 『アンチ・フリークス・ブラスター』
カノッサ機関参謀ソーンより賜った、『対・特殊生物用火器』。
リリアとの最終決戦に際して、ソーンから贈られたもの。
擬似魔法再現機構、通称"M.I.R.A.G.E"が機関部に搭載されている。
ソーン曰く、「現代に蘇った"ドラゴン・スレイヤー"<屠龍刀>」
「擬似的な"術式"再現機構を生み出した、つまりは機械仕掛けの魔法発生装置」

人為的に生み出した人口宝具を銃各所に配置することで術式の力を高め、さらには人口魔弾と言うべき特殊弾頭を使用。
弱点としては、機構の細かさと精密部品が多い故に剛性には欠け、コスト・パフォーマンスも最悪という点。
〝一挺の重火器ながらに、アストン・マーチンが購入できるほどの値が張る代物〟らしい。

対リリア戦にて、カニバディールの手で如何なくその威力を発揮した。現在も、二発の残弾と共にカニバディールが所有している。


  • 『鳥型偵察ロボット ホルス』
機関構成員、ソロモンより譲り受けた精巧なロボット。ソロモンの従者、花嵐が書いたマニュアル付き。
映像や音の記録が可能。


  • 『マーディケリウム[Mardykelium]』
悪魔、邪禍より譲り受けた、彼の魔力を主軸に作り出した菌。10cm程で、黒を基調に紫や赤の模様を持つキノコ。
水分や魔力を与えれば本来の姿を取り戻し、その場に留まらせれば混沌の魔力の胞子をばら撒く。
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