韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は18日、訪韓した米下院外交委員長のエド・ロイス氏と会談し、元従軍慰安婦問題について「早い解決が急がれる」と述べた。

 ロイス氏は1月末、カリフォルニア州グレンデールにある慰安婦像に献花した。大統領府によると、朴氏はロイス氏に「少女像(慰安婦像)を訪問され、国民は大きな感動を受けた」と謝意を示した。

 尹炳世(ユンビョンセ)外相もこの日、ロイス氏と会談し、「日本の歴史修正主義的な言動で北東アジアの不安定さが増している」と指摘。ロイス氏は「慰安婦問題に関し、日本の謝罪と政治指導者の努力が必要だ」と応じた。