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【プロ野球】

巨人 今季初の中日戦で惨敗 谷繁竜は「手ごわい」

2014年2月19日 紙面から

試合前に握手を交わす中日・谷繁監督(左)と巨人・原監督=沖縄セルラースタジアム那覇で(武藤健一撮影)

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 今年のライバルは侮り難いぞ!! 巨人・原辰徳監督(55)が18日、今季の中日に対し警戒警報を発令した。初対戦は3−12で大敗。戦況を見つめながら相手の戦力をチェックした指揮官は、中日がセ・リーグ3連覇へのライバルになると気持ちを締め直した。

 「彼(谷繁監督)は当然、良いチームをつくってくるでしょう。手ごわいチームをつくってくるのではないかと思います」。試合後の会見で原監督は表情を変えることなく、こう言い切った。リップサービスではない。昨季、投手陣が18安打を浴びたのはわずか1試合のみ。目の前の結果が警戒感を呼び起こしていた。

 今季が11シーズン目の采配となる原監督。昨季は13勝10敗1引き分けと大幅に勝ち越した。しかし、それでも「中日はライバル」という位置づけは変わっていない。何しろ、幾たびも煮え湯を飲まされてきた存在。強敵と思い続けてきた。

 原監督はこの日の試合前、「新生ドラゴンズとしてしっかり観察する必要がある」と話していたが、相手はフルスイングで巨人投手陣を圧倒。練習試合とはいえ、思いも寄らぬ結果に。試合後は野手にミスがあったカットプレーの反復練習を命じた指揮官。今後の対決をこう見据える。

 「かなり拮抗(きっこう)したゲームになる。しっかりと準備していきたい」。ぶざまな姿を再び、見せる気はない。ペナントレースでの初対戦は敵地・ナゴヤドームでの4月4日。原巨人はその時までしっかりと実力を蓄えていく。 (川越亮太)

 

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