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去年の給与総額 過去最低に
2月18日 17時30分

去年の給与総額 過去最低に
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働く人1人当たりの去年の給与総額は、月の平均でおよそ31万4000円と前の年を下回り、過去最低だったことが分かりました。厚生労働省は今月初めに示した速報で3年ぶりに増加に転じたとしていましたが、最終的な計算で、パートタイムで働く人の割合が増えたため、平均の金額が下がったと話しています。

厚生労働省は、従業員が5人以上いる全国のおよそ3万3000の事業所を対象に毎年、基本給や残業代、ボーナスなどを合わせた給与総額を調査しています。
今月5日に公表した速報では、去年は働く人1人当たり、月の平均で31万4150円と前の年より23円増え、3年ぶりに増加に転じたとしていましたが、18日、確定値がまとまり、月の平均で31万4054円、前の年を73円下回ったことが分かりました。今の形で統計を取り始めた平成2年以降、最も低い金額です。
厚生労働省は、最終的に計算したところ、給与の低いパートタイムで働く人の割合が速報より増えたため、平均の金額が下がったと話しています。
正社員などフルタイムで働く人の給与総額は40万4723円と前の年より3029円増加したものの、パートタイムで働く人は9万6644円と前の年より533円減少しました。

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