アクセラXDは、乗り出し価格が税込み298万円と、一瞬目を疑うような価格で登場した
みんカラのブロガーにも、これで購入の検討を中止したと言う記事を何人もいらっしゃる
個人的な備忘録としてのアクセラシリーズ
第2回は「価格・装備」
スカイアクティブDのエンジンは、ガソリン車でいうと4リッターエンジンに匹敵するトルクが売りで、これがアクセラに積まれるとあって、多くの方が待ち望んでいたモデルだったと思う
一説によるとアクセラXDは、マツダスピードアクセラのモデルチェンジだという話もあるが、確かにこの魅力的なエンジンスペックやカタログの「XD専用装備、専用チューニングサス」などを見ればそう感じるところがあるが、この「豪華仕様」を見れば必ずしもそうとも言えないだろう
また、クリーンディーゼル車には、
国の補助金が受けられる
次世代なんとかっていうヤツで、電気自動車とプラグインハイブリッドとクリーンディーゼルが対象となり、
アクセラXDは「7万円」とある
アテンザが12万円、CX-5が10万円なので、これも「冷遇」されていると思った方も多いと思う
(価格が)高い高いとだけ嘆いていてもしょうがない
本当にどれだけ高いのか、よく見てみると意外な事実が発見される
アクセラXDは、単純にエンジンを載せ換えたCX-5やアテンザと違って、仕様そのものが上級仕様になっている
仕様価格ごとに分解してみると下のように単純明快だ
この表にもあるように、ディーゼル・ガソリン差額は税抜き31万円である
CX-5XDとアテンザXDには、それぞれの「20S」と全く仕様が同じであり、かつXD-Lパッケージは、それぞれの「25S-Lパッケージ」と全く仕様が同じである
その価格差は、XDもXD-Lも同じで
アテンザは38万円(税抜き)→補助金は(38-20)*2/3=12万円
CX-5は36万円(税抜き)→補助金は(36-20)*2/3=10万円(1万円未満切り捨て)
と分かる
アクセラは、CX-5やアテンザよりもエンジン価格差は最も小さいということだ
補助金の計算方法に不公平はない
つまり
「アクセラXD」は、「XD」ではなく、「XD-Lパッケージプレミアム」なのだ!
CX-5やアテンザと同じ「横引き方式」を採用すれば、241万円(税抜き)で提供されても良かったのである
ではなぜ、過剰ともいえるフル装備で登場したのだろうか?
このことを、ディーラーの営業マンに尋ねたところ、驚くべき意外な回答が返ってきた
しかし、それはマツダ販売会社の中でまことしやかに言われているだけで、本当の答えは自動車メーカーのマツダが明らかにしない限り噂の域を出ない
前回の「燃費・サンルーフ」と次回の「販売時期」と絡めて記していきたい
ところで、CX-5とアテンザはともに、XDと20Sの価格差とXD-Lと25S-Lの価格差が同じであるという事実から気が付くのは、
ガソリンエンジンの2.0Lと2.5Lの価格差はゼロ!
アテンザとCX-5(FF)に「25S」がないのは、「20S」と価格が同じになってしまうから!
なんとまあ、シンプルなマツダですこと
Posted at 2013/12/08 16:40:26 | |
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