トヨタが無線充電の実験開始02月13日 19時24分
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トヨタ自動車は、電気自動車やプラグインハイブリッド車にケーブルを接続しなくても無線で充電できる新しいシステムを開発し、実証実験を始めました。
新たに開発されたシステムは、電源スタンドと接続した地上の装置から電気自動車やプラグインハイブリッド車の底の部分に磁力で電気を送る仕組みです。
トヨタは、充電する際にケーブルの収納や取り出しが面倒だという声や、ケーブルの汚れが気になるなどの意見が寄せられたため、スマートフォンや電動歯ブラシなどですでに実用化されている仕組みを応用しました。
充電に必要な時間は、ケーブルを接続する場合とほとんど変わらないということで、トヨタは、今後1年程度かけて、愛知県内で実証実験を行い、電気自動車などの普及につなげいとしています。
トヨタ自動車BRーEV・充電システム開発室の上地健介グループ長は「実証実験の結果を踏まえ、実用化に向けた技術開発をさらに進めていきたい」と話しています。