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最終更新:2014年2月19日(水) 0時4分

STAP細胞論文に不自然な画像、ネイチャーが調査開始

 新しい万能細胞、STAP細胞の論文に「不自然な点がある」として、イギリスの科学誌「ネイチャー」が調査を開始したと発表しました。

 17日付のネイチャーのニュースサイトによりますと、先月発表された理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーの「STAP細胞」の論文の中で使われた「異なる実験の2つの写真が酷似している」などの指摘があったということです。

 理研はこの指摘について今月13日に調査を開始していますが、「研究成果そのものは揺るがない」としています。論文共著者の若山照彦山梨大教授は、ネイチャーに対し「単純な取り違え」とし、「私が100枚以上の画像を小保方さんに送ったため、間違ってしまったのではないか」と話しているということです。(18日20:28)

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