＜五輪フィギュア＞「思うままに演じメダルを」町田、会見で

記者会見後、ガッツポーズで気合を示す高橋（左）と町田＝ロシア・ソチのメインプレスセンターで２０１４年２月１０日午後４時７分、芳賀竜也撮影

　フィギュアスケート男子に出場する高橋大輔（関大大学院）と町田樹（たつき）＝関大＝が１０日、ソチの五輪公園に隣接するメインプレスセンターで記者会見に臨んだ。五輪３大会連続出場の高橋は「いろんな緊張や重圧があるが、今までやってきたことを信じられれば、いい演技ができる」、団体メンバーとして既に１戦を終えた町田は「団体では初五輪の舞台ということもあり、弱い自分との勝負だった。個人戦は『彼』を封じ込め、思うがままに演じてメダルを狙う」と語った。

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　羽生結弦（ゆづる）＝ＡＮＡ＝は調整を優先させ、会見を欠席した。９日に現地入りした高橋はこの日、本番リンクで初練習。４回転ジャンプは両足着氷になったものの、「あまり（調子を）上げようとは思わずに、落ち着いて取り組みたい。できる時はできる」。また、フリーで予定している４回転トーループについては「１回にするか２回にするかは、自分の調子で決める。ギリギリまで分からない」と説明した。【芳賀竜也】