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まるで氷上の哲学者?“ティムシェル”町田語録に注目せよ

SPA! ) 2014年2月9日(日)配信

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小説の隠れたテーマである“ティムシェル”を体現するつもりで演じています」

「ティムシェル。日本語だと『汝、治むることを能う(あたう)』という難しい言葉になっているんですが、“自分の運命は自分で切り開く”という意味だと解釈しました」

 これだけではない。愛読書はヘーゲルの「美学講義」という町田選手独特の表現に、報道陣も「次はどんな語録が飛び出すか」興味津々だという。

「さなぎから蝶へ羽化するような進化した姿をお見せしたい。蝶の幼虫がさなぎになるとき、その中で何をしているかというと、“アポトーシス”と言って、今まで自分を形作っていた細胞を自分で殺してるんですね。一回、自分で自分の全細胞を破壊して、すべてドロドロの状態になるんですよ」

「基礎に立ち返り、自分の中の常識をどんどん壊していって、自分自身をひたすらに破壊して、もうドロドロの何にでもなるような状態。つまり自分でアポトーシスという状態を作って、“新しい町田樹”“新しい町田樹が追求する表現”を創り直した、というのが今シーズンにやって来たことですね」

※参照元/Pigeon Post http://pigeon-post.net/interviews/Tatsuki_2013_Nov_jp.html

◆町田用語に記者もポカーン

 ときには難解すぎて、記者たちが当惑する場面も。

(不調からの脱出法を問われて)「アルゴリズムから得られた情報を元に、ヒューリスティックでいいコンディションをつくれた。

続きを読む : スランプになるとその手法の

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