まるで氷上の哲学者?“ティムシェル”町田語録に注目せよ
(SPA! ) 2014年2月9日(日)配信
町田樹選手(日本スケート連盟公式サイトより) [拡大]
フリーの演目は「火の鳥」だ。五輪前の壮行会ではこのような挨拶が報じられた。
「去年は“ソチ五輪第6の男”と言われ、過酷で激動でしたが、東奔西走した甲斐があり、皆様のご支援のおかげで、幸いにもソチオリンピックの出場権を得ることができました」
「ソチは未知なるフロンティア。恐怖心があるが、やるしかない。ソチのリンクは青が基調。火の鳥がきれいな青い空へ飛翔していく最高の舞を見せる」
なんとも雄弁な町田選手。これまでにも
ソチ五輪での夢は「町田樹史上最高傑作を演じる」
「純粋芸術としてのフィギュアスケートを極めたい」
など、ほかのスケーターとはひと味もふた味も違う発言で話題になっている。
ネット上では「町田語録」を集めるサイトも登場し、いまや会見で彼が口を開くと、周囲の選手たちが笑いを噛みこらえつつ見守るという。
そんな町田選手のユニークな発言を紹介してみたい。
◆愛読書はヘーゲル「美学講義」
関西大学文学部で哲学や美術を学んでいる町田樹選手。今季のショートプログラム『エデンの東』は、原作小説を読み込み、自ら構想を練ってきた作品だ。開幕前には突然、ヘブライ語を引用して作品のポイントを説明した。
「ジョン・スタインベックの小説『エデンの東』がプロットで、1年間かけてコンセプトを解釈し、構想を温めてきた。
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