ソチ五輪で13日行われたショートトラック女子の500メートル決勝で、韓国選手などを巻き込んで転倒した英国のエリス・クリスティ選手がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で謝罪の声明を出したところ、韓国ネットユーザーから批判のコメントが殺到し、脅迫的なコメントまで書き込まれたという。中国・広州日報が17日伝えた。
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韓国選手のパク・スンヒ選手はこの転倒で銅メダルに終わった。クリスティ選手の謝罪に対して、パク選手の金メダルを期待していた韓国ネットユーザーは「パク選手の金メダルを盗んだ」「彼女の4年間の努力をぶち壊した」といった批判コメントが殺到。「死んでしまえ。韓国人は永遠にお前を許さない」といった脅迫的なコメントもあった。
クリスティ選手はこうした批判が殺到したことで自身のアカウントを閉鎖。「身の危険を感じた。ここ数日、とてもつらい日々を過ごしている」と表明している。
一連の報道を受けて、中国のインターネット上では韓国人を非難する声が噴出した。一部を拾ってみる。
「イヤなやつらだ」
「韓国人は恥知らずで偏狭、卑屈だけど負けず嫌いな民族」
「金メダルは大事だが、五輪精神はもっと輝かしいものだ。試合の最中に故意でなくぶつかってしまったのなら、仕方がない。韓国人が偏狭で自信を持てないのは、民族的な病か」
「心ある中国人はクリスティ選手を応援しよう」
「韓国人は他人が上手くいっているのを見るのが嫌いなんだ」
「民度低すぎる。その上、恥知らず」
「クリスティ選手に感謝。彼女の勢いのために中国の2人は上を狙えなかったが、李堅柔が金メダルを手にできた」
「韓国人、狂ったのか? 意味不明」
「彼女に感謝したいけど、ツイッターもフェイスブックも閉鎖」
「韓国人は“不注意で”中国選手にぶつかっても謝らない。英国人が謝ったら罵倒された。民度が分かる」
「韓国と北朝鮮、これ以上にイヤな国ってある?」
「中国の最近の流行り→韓国人を罵倒、日本人を称賛」
過激なコメントが渦巻く中、「ツイッターってなに?」といった書き込みもあった。
(編集翻訳 恩田有紀)