ヤンキース田中が入団会見「気持ち引き締まる」

2月12日 7時03分

大リーグ・ヤンキースに移籍した田中将大投手がニューヨークで入団会見に臨み、「ヤンキースの一員になって気持ちが引き締まっている。ワールドシリーズで勝ちたい」と抱負を話しました。

ヤンキースと７年契約を結んだ田中投手は、１１日、本拠地のヤンキースタジアムで開かれた入団会見に出席しました。
会見ではジラルディ監督が、「われわれは何年もかけて田中投手のことを見てきた。ヤンキースが再び優勝するためとても重要なパズルのピースになってくれるはずだ」と期待を話すとともに、田中投手に背番号「１９」のユニフォームを着せました。
田中投手は「ヤンキースの一員になれてとてもうれしいです」と英語であいさつし、アメリカの記者から歓迎の拍手を受けました。
田中投手は「ピンストライプのユニフォームに袖を通し気持ちが引き締まっている。対戦したことのない相手がほとんどなので、誰と対戦するのも楽しみだ。ニューヨークという街はすごく厳しい所と聞いていて、ここで自分の力を出し切ってワールドシリーズで勝ちたい」と抱負を話しました。
会見にはアメリカと日本のメディア合わせて２００人余りが集まり、大リーグ史上、ピッチャーでは５番目の総額１６１億円を超える大型契約と報じられた田中投手への関心の高さをうかがわせました。
田中投手は会見のあと早速ヤンキースのキャンプ地フロリダ州タンパに向かい、１５日から始まる投手陣のキャンプに備えます。