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全日展 後援取り消し含め対応 文科相2月18日 11時06分
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下村文部科学大臣は記者団に対し、書道の公募展「全日展」で、実在しない疑いがある人物に賞が与えられていた問題について、事実であれば、文化庁の後援を取り消すことも含めて厳しく対応する考えを示しました。
この問題は、東京・豊島区の任意団体「全日展書法会」が主催し、文化庁や各都道府県が後援する書道の公募展「全日展」で、優れた作品に与えられる「知事賞」が実在しない疑いがある人物に与えられていたとして、少なくとも12の県に賞が返されていたことが分かったものです。
これについて、下村文部科学大臣は閣議のあと、記者団に対し、「知事賞の交付は、適切かつ公正に行われるべきで、報道されている内容がそのとおりだとすれば、誠に遺憾だ」と述べました。
そのうえで、下村大臣は「文化庁に対し、速やかに対応するよう指示した。今後、全日展側からの報告が遅かったり、不十分な場合には、第三者委員会の設置を含めた指導も考えていく必要がある。事実だとすれば、文化庁の後援の取り消しも含めて検討すべきだ」と述べました。
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