山梨 国道20号で除雪作業進む2月18日 20時46分
大雪の影響で多くの車が立往生した山梨県の国道20号線では、18日までに立往生は解消されたということですが、引き続き一部区間を通行止めにして除雪作業が行われています。
このうち、甲州市の国道20号線では、片側1車線の道路の半分が今なお高さ数十センチの雪に覆われています。
現場では、国土交通省から委託された業者がショベルカーを使って雪を少しずつ削り大型トラックに運んで、除雪作業を進めていました。
近くに住む男性は「雪は最大で1メートル80センチくらいまで積もり、車が3メートルおきにスピンして止まっていました。早く除雪してふだんどおりに戻ってほしいです」と話していました。
立往生解消も影響続く
記録的な大雪の影響で多くの車が立往生していた長野県軽井沢町の国道18号線と茅野市などを通る国道20号線は18日朝までに車の立往生が解消され、通行止めも解除されました。
しかし、県内では各地で除雪が追いつかず、孤立する地区があるなど市民生活に深刻な影響が続いています。
記録的な大雪で、長野県と群馬県を結ぶ軽井沢町の国道18号線と長野県から山梨県につながる国道20号線などでは、今月14日夜ごろから合わせて900台余りが一時、動けなくなりましたが、除雪が進み、18日朝までに立往生は解消し、通行止めも解除されました。
しかし、県内では各地の道路で依然、除雪が追いつかず、孤立する地区があるなど深刻な影響が続いています。
佐久市の2つの地区や、泰阜村、天龍村では道が雪で閉ざされ、合わせて18世帯31人が孤立しているということです。
また、交通の影響も続いていて、松本などと東京方面を結ぶJR中央線の特急「スーパーあずさ」と「あずさ」は4日連続で終日運休になっています。
55歳の男性は「ちょっと長すぎる。ローカル線でもないし、どうなっているのかと思う。不便なので早急に開通してほしい」と話していました。
一方、県によりますと、今回の大雪で、雪に関する事故などで原村と長野市で2人が死亡しました。
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