◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
14日から16日にかけて降った記録的な大雪の影響で交通網が寸断された山梨県の被害が深刻化している。物資の運搬や救助が困難な“陸の孤島”状態で、自衛隊などのヘリコプター頼み。全面復旧のメドは立っていない。全国各地でも同様の被害が出ており、9000人以上が孤立化しているとみられる。大雪による死者は交通事故を除き8県で19人に上った。
山梨県内だけでなく、関東甲信の各地の集落が大雪によって孤立している。群馬、埼玉、長野の各県は被害の大きかった市町村に災害救助法の適用を決めた。
東京都内では奥多摩町、檜原村、青梅市で計約1200人が孤立。群馬県南牧村は道路の除雪が進み、孤立状態となっているのは136戸の約220人まで減った。埼玉県は秩父市などで少なくとも2600人、静岡県小山町でも55人が孤立した。秩父市で民宿を経営する山中三千恵さん(64)は「雪が胸の辺りまで積もるほどでこんな経験は初めて。近所と電話で連絡を取り合い、食料も補い合っている」と不安を口にした。
高速は中央道のほか、関越道の一部区間なども通行止めが続いた。17日も国道20号は山梨、長野両県で計約300台が立ち往生。長野、群馬両県の間の国道18号は、群馬側の上りで除雪が終わったが、長野側で約300台が動けなくなった。いずれも解消しつつある。
JR東海によると、約200人が乗った長野発名古屋行き特急が14日夜から藪原駅(長野)などで足止めされ、16日未明に名古屋駅長野行き特急も木曽福島駅(同)で動けなくなり、約130人が車内で過ごした。ほか御殿場線、身延線でそれぞれ3本が立ち往生し、計約200人が足止めされた。
被害は関東甲信にとどまらず、宮城県丸森町でも約1000人が移動できなくなった。
(2014年2月18日06時03分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)