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学校給食にプロの味 調理人が監修、児童が舌鼓 宮城・松島

メニューを作った阿部さん(右から2人目)と一緒に給食を味わう子どもたち

 宮城県松島町のホテルに勤務するプロの調理人が監修する学校給食が17日、町内の小中学校で振る舞われた。観光地ならではの食育教育を目的に町教委が初めて行った。松島五小(児童数89人)では、メニューを作った調理人らも参加し、子どもたちと「ぜいたくな給食」に舌鼓を打った。
 同町の「松島三ツ星冬ランチ」のコンテストでグランプリを受賞した3人の調理人がメニュー作りを担当。18、20日を含め計3日間提供される。
 初日は「松島一の坊」の阿部真也さん(29)による豚丼、つみれ汁などの料理が出された。学校給食センターの蒸気回転釜で料理できる汁物という制約の中でメニューを考案したという。
 松島五小を訪れた阿部さんは「地元産の素材を使ったつみれ汁にはタラの団子、松島白菜などを入れた。野菜不足の子どもたちに食べてもらいたい」などと話した。
 試食した子どもたちはプロのシェフの料理に大満足だった。6年の千葉則華さん(12)は「タラのつみれの味がとてもよかった」と語った。


2014年02月18日火曜日

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