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  1. もとはプログラミング用語?「ほげほげ」の意味と使い方

もとはプログラミング用語?「ほげほげ」の意味と使い方

はじめに

最近ではSNSやネット環境の発達により、そんなに興味がなくても「オワコン」「ステマ」「乙」などと言ったネット用語を目にする機会も増えましたよね。

よくネット上で「ほげほげ」という言葉を目にしますが、どういう意味なんでしょうか?その意味と使いかたについて解説します。

「ほげほげ」=「hogehoge」の由来

「ほげほげ」の由来は、「hogehoge」というメタ構文変数です。メタ構文変数とは、サンプルプログラムなどで意味のない名前が必要な場合に利用される、「意味のない名前」のことです。

入力する文字列は何でもいいのだけれど、入力しなければエラーになっていまう…という場合に用いられたのが「hoge」もしくは「hogehoge」です。

つまり、「hogehoge」「ほげほげ」には、本当に意味がないのです。「hogehoge」ではなく「tarou」でも「hanako」でも何でも良かったのですが、たまたま広まったのが「hogehoge」というわけです。

ちなみに、「hogehoge」は日本特有の表現で、海外では「foo」「bar」といった表現がかわりに用いられています。

「ほげる」とは?

「ほげる」とは、「ほげほげ」が動詞化したもので、主に何かを「ハックする」(新しいものを試してみる)という意味で用いられます。

使用例

ほげほげ

「あれ?あいつの下の名前なんだっけ?」「とりあえずほげほげって書いとけよ」
「新しいアプリを登録しました。ユーザー名はどうしますか?」「とりあえずほげほげでいいよ」
「このキャラクターの名前何にする?」「とりあえず、ほげほげにしとこう」

ほげる

「よし一緒にほげって何か作ろうぜ!」
「あなたも私達と共にほげりませんか?」
「このプログラムちょっとこの部分をほげれば直ったよ」

こういった感じで、名詞で使う場合は「何でもいい場合の代名詞」、動詞で使う場合には「プログラムを開発する、試してみる」的なニュアンスで使われます。

hogehoge以外のメタ構文変数

プログラムを書くときに、hogeはもう使っていて、でも他の適当な文字列を入れたい、という時は

  • fuga(ふが)
  • piyo(ぴよ)

などを使うケースがあります。要は混乱しない意味のない言葉だったらなんでもいいのです。

おわりに

いかがでしょう。「ほげほげ」の意味と使い方についてご理解いただけたでしょうか。

語感といいニュアンスといい、何ともつかみどころのない「ほげほげ」ですが、機会があればぜひ使ってみましょう。

(Photo by 足成)

本記事は、2013年06月26日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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