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榊原淳子榊原淳子
気象予報士

明日以降の太平洋側の雪、降る量は少なめに

   2014年2月18日 9時8分

あすからあさってにかけて、本州の南を通過する低気圧はコースがさらに南へ。九州から関東の太平洋側で雪の降る所がありますが、きのうまでの予報より降る時間は短く、量も少ない見込みです。先週や先々週のような大雪になる可能性は低いでしょう。ただ、南岸低気圧は接近直前で予報が変わることもあるため、tenki.jpや日直予報士で最新の情報をチェックしてください。
低気圧は本州から離れた、北緯30度付近を東進の見込み(20日の予想天気図)

低気圧は本州から離れた、北緯30度付近を東進の見込み(20日の予想天気図)

今週は大雪の可能性は低い

あすからあさっては、本州の南を低気圧が東へ進む見込みです。同じ南岸低気圧でも、2週続けて太平洋側に雪を降らせたものよりかなり南、本州から離れた所を進む予報に変わってきました。このため、九州や四国、本州への影響は先週や先々週より小さいでしょう。気温が低いため降れば雪となりますが、今週は「降るか降らないか」がポイントで、「降っても時間は短く、量は少ない」見込みです。

記録的な大雪となった関東甲信では、今の所、一時的に雪が降るものの、積雪が大幅に増える可能性は低い見込みです。ただ、南岸低気圧のコースがまだ定まりきっておらず、雲が予想以上に北へ広がる可能性もあります。大雪の可能性が低くなったとはいえ、今後も最新の情報をチェックしてください。

(2014年2月18日 9時8分)

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