大雪で講堂が崩壊、学生ら10人死亡 14人不明 韓国
2014年02月18日 06:46 発信地:ソウル/韓国
韓国南東部・慶州(Gyeongju)市のリゾート施設で起きた建物崩壊事故の現場(2014年2月17日撮影)。(c)AFP/YONHAP
【2月18日 AFP】韓国南東部・慶州(Gyeongju)市のリゾート施設で17日、大雪が積もった講堂が崩壊し、警察によると10人が死亡、少なくとも14人が現在も生き埋めになっている。
事故は午後9時15分(日本時間同)ごろ発生。当時この建物で開かれていたコンサートに学生450人が来場していたという。
同国の聯合ニュース(Yonhap News)が警察当局の話として伝えたところによると、これまでに10人の死亡が確認された。うち9人は大学生で、1人はイベントの運営担当者とみられる。当初は約50人が生き埋めになったとみられたが、現在も行方不明となっているのは学生3人と運営担当者11人の計14人という。
地元消防当局はAFPの電話取材に対し、73人が負傷、そのうち15人が重傷と明かした。建物内部に取り残された恐れのある学生を引き続き捜索しているという。
聯合ニュースによると、現場には400人ほどの救急隊員が動員されており、警察は今後死者数が増える恐れもあるとみている。
事故原因は、講堂の屋根の上に積もった大雪によるものとみられる。(c)AFP