ジャンプ団体 日本が銅メダル2月18日 5時59分
ソチオリンピック、スキージャンプ男子団体が17日、行われ、日本は4大会ぶりとなるメダル、銅メダルを獲得しました。
スキージャンプ男子団体は、12チームが出場してラージルヒルのジャンプ台で行われ、1チーム4人が2回ずつ飛んで飛距離点と飛型点を合わせた得点で争いました。
日本はラージヒルで銀メダルを獲得した葛西紀明選手のほか、清水礼留飛選手、竹内択選手、伊東大貴選手の4人が出場しました。
日本は、1回目で葛西選手が134メートルを飛んだほか、清水選手と伊東選手も130メートルを超えるジャンプを飛び、3位につけました。
続く2回目は、4人全員が130メートル台の安定したジャンプを見せて3位をキープし、銅メダルを獲得しました。
日本がこの種目でメダルを獲得したのは、1998年の長野大会で金メダルを獲得して以来、4大会ぶりです。
金メダルはソルトレーク大会以来、3大会ぶりにドイツ。
銀メダルは3連覇を狙ったオーストリアでした。
葛西選手 本当にうれしい
41歳の葛西紀明選手は、「みんなが頑張ってここまで来たので、どうにかしてメダルを取らせてあげたいと思っていた。
メダルの色は関係ない。
メンバー1人1人が力を合わせてメダルを取ることができて本当にうれしい」とラージヒルの銀メダルに続く今大会2つ目のメダル獲得について涙を浮かべながら話していました。
伊東選手 痛いと言いたくなかった
伊東大貴選手は、「膝に痛みがあったが、競技が終わるまでは痛いと言いたくなかった。
なんとかメダルを取りたいと思っていて、精いっぱい頑張ることができた。
後輩と先輩に感謝しています」と時々、ことばを詰まらせながら話していました。
竹内選手 精いっぱいのジャンプできた
竹内択選手は、「オリンピックが開幕する前に病気で入院したときは出場できないんじゃないかと諦めかけましたが、小さいころからの夢だったオリンピックでメダルを取るという思いで頑張りました。
メダルを取らせてもらったという思いが強いですが、今できる精いっぱいのジャンプはできたと思います」と話していました。
清水選手 ものすごくいい経験に
メンバーで最年少、20歳の清水礼留飛選手は、「最初に飛んだことはものすごく緊張しました。
今できるいいジャンプができたと思うしものすごくいい経験になったオリンピックでした。
僕の力ではなく、先輩たちが苦労して頑張ってくれたおかげで取れたメダルだと思います」と終始、笑顔で話していました。
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