2014年2月17日22時41分
■山下芳生・共産党書記局長
安倍晋三首相が集団的自衛権の行使容認に向けて「政府の最高責任者は私だ。政府の答弁に私が責任を持って、その上で選挙で審判を受ける」と踏み込んだ答弁をしたことは極めて重大だ。首相が自由に憲法の解釈を変更できるかのような発言だが、最高法規の憲法のあり方を否定し、立憲主義を否定する極めて危険なものだ。
この首相の発言に対して批判が広がっている。「九条の会」は14日、憲法の解釈の変更による集団的自衛権の行使容認について、反対する運動を呼びかけた。これに対し、有馬頼底・臨済宗相国寺派管長や、岡野俊一郎・国際オリンピック委員会名誉委員、沢田研二さん(歌手)、山田洋二さん(映画監督)など、著名な829人の方が賛同されている。力をあわせて国民的共同を国会内外で強めるためにいっそう奮闘したい。(国会内での記者会見で)
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