こういうデータって見比べる機会が少ないですよね?
どうですか?
色が入っている欄は他と比べて勝る部分です。
ただしクランクに関しては同じブランドのパーツなのに色分けしています。
これはフレームサイズによって、クランク長を変更してくれるか否かで判断しています。
そうしてみた場合、キャノンデールはさすがですね!
しかし価格を良く見て下さい!
明らかにずば抜けて高いでしょ?
むしろ10万円出せるなら、もっといい自転車ありますから(笑)
では価格が安いルイガノは本当に価格以外に良いところ無しなのか?
いえいえ、デザインは素晴らしいし、乗りやすさもこの中ではトップクラスでしょう。
しかし人気にかまけてパーツにそれほどコストをかけていません。
ではフレームにコストをかけているのか?といえば、フロントフォークにハイテン素材を使用。
これは明らかにコストダウンを図っています。
もちろん乗り心地の面では、ハイテンは悪くありません。
しかし重量がね~(汗)
フレームだけでも5万円の価値があるっていうなら見逃しますが、とてもそうは思えません・・・
次にTREKですが・・・
今さら自転車界のレクサスに期待するユーザーってどれほどいるのでしょうか?
ブランド名にあぐらをかいているだけの自転車に魅力は感じません。
どれだけ偉そうに言ってもフォークはハイテンですからね(笑)
重量の重さがその意味を語っています。
特筆すべきポイントはリアディレーラーをアリビオにして、「他よりもコストをかけてますよ!」的なアピールをぶちかましている辺りでしょうか?
なかなか小賢しいですね(笑)
しかし今時そんな姑息なカムフラージュに騙される消費者なんて・・・
これが結構いたりするんだな(笑)
余談ではありますが、大抵の自転車屋さんに行くと、「同じ値段ならこっちの自転車の方が、よりハイグレードなパーツを使っているからお買い得だよ!」って説明を、あたかも当然のようにするもんだが・・・
そんな罠にひっかからないで下さい!
そんなお店はどうせ自転車の事なんて、まるで解ってないモグリなんですから(笑)
って、そこまで言っちゃってもいいくらいの話なんですよ実際。
やはり自転車も車も・・・何でもそうなんですけど、どこにどれだけのコストをかけているとか、そのバランスって大事なんです。
自転車はまずフレームが資本ですから!
ベースになるフレームがただの鉄屑だったら、買った人は浮かばれません。
メーカーや職人の想いやコンセプトをどこまで踏襲しているのか?
そこに価値があるのです。
ただ「売れる自転車だったら何でも一緒!」そんなポリシーやプライドのかけらも無い自転車は売って欲しくないんです。
自転車につぎ込む予算は夢を購入する為の対価です。
ただ有名ブランドで、お洒落で・・・って言うだけでその対価を払う価値はありません。
そこまで言うと「10万円以下やそこらの自転車にプライドもコンセプトもあるか!何寝言を言うとんねん!その程度しか買えない客が悪いんちゃうの?文句があるなら30万円以上出してみぃ!」って反論する自転車屋さんもいる事でしょう?
そういうお店は自転車屋として、人に夢を販売する職業として、基本的な概念というものを是非見直して下さい。
一貫したコンセプトを持っているブランドは、価格帯に関係なく筋の通ったモノをちゃんと作っていますよ。
ところで本題に戻ります。
次にビアンキですが・・・
これねぇ、デザインは最高なんですよ。
見た目で惚れちゃう人が多いのも頷けます。
ビアンキはどのモデルも比較的コストパフォーマンスが高めで、バランスのいいブランドです。
しかしフレームの出来、不出来が激しいブランドでもあるので、試乗する必要を求められますね。
このローマ3に関してはオールシマノパーツで固めているあたり・・・
さすが堅実だな~と感じてしまうのは僕だけでしょうか?
でもね・・・
今やどこでも走っているビアンキに6万円払うなら、他にも良い自転車はあります。
ただ・・・このローマ3は比較の基準としては、紛れも無く最高の自転車なんです。
とにかく可も無く不可も無い!(笑)
飛び抜けた個性は無いけど、よく出来た自転車という意味です。
それでは次にジャイアント!!
「俺のものは俺のもの!お前のものも俺のもの!」と言ったのはジャイアンですが・・・
さてこのエスケープ。
誰もが知るロングセラーバイクですね!
ビアンキやルイガノ同様、あちこちで見かけます。
この自転車はまたバランスがいいんですよ!
ジャイアントのアルミフレームは硬いです。
しかしクロモリ製のフロントフォークが、絶妙な乗り味を演出している!
オーソドックスではありますが、楽しくサイクリングをする為の、まさに基本的な走りを醸し出す構造です。
ただ問題は・・・
スピンフォースってホイールは、トラブルが多いみたいなんですね。
いや・・・ホイールの性格さえ解っていればなんでもない事なんですよ。
要するにクロスバイクって乗り物は、スポーツバイク入門者が購入する自転車で・・・
ママチャリから移行した人って、結構歩道の段差やスロープを正面からガンガン突っ込む人多いでしょ?
慣れてきたら段差の瞬間だけひざの力を抜いて、上手く衝撃を逃す走りをしたり・・・
スロープも斜めに侵入して、出来るだけタイヤやホイールへの衝撃を、緩和する走りをするもんなんです。
でも初心者の人はひざやひじの関節を、上手く屈伸させる乗り方って知らない人が多いから、よくホイールが振れたり・・・
パンクは大抵リム打ちのスネークバイトだったりするんですね。
そこにきてスピンフォースはリムが硬くて丈夫なんですが、そのせいで乗り心地を損なう為、ジャイアントはスポークテンションをソフトにして組んでいる訳ですよ。
結果的に硬いリムが細かい振動までまともに拾い・・・
スポークがねじれまくって、ホイールが振れる原因になっているんですね。
そしてそれを防止しようとスポークテンションを上げると、たちまちホイール剛性が大幅に上るので、乗り心地が悪くなり、更にスポークが折れやすくなるというのが、この自転車に多いトラブル。
フレームの剛性も高いので余計になんでしょうね。
そしてクロスバイクユーザーのレベルでは、ホイールを新調して走りの変化を楽しむ・・・なんて考えは毛頭無いものですから、ホイールの破損=廃車といった結論に陥るのである。
最後にエスケープR3は、2013年モデルから2014年モデルになって、価格が10500円値上がりしました。
スペックが大差無いのに、この大幅な値上げはマイナスなんじゃないかと、僕は睨んでおります。
それではジオスの紹介ですが・・・
ジオス・ミストラルこれはいいですね!
当店でも1台だけ販売実績がありますが・・・
この自転車の素晴らしいところは5万円未満の完成車に前後セットで12000円するホイールを装着している事。
シマノのR501ってホイールは、僕なんかだと正直物足りなく感じるホイールですが、程よい剛性と乗り心地に、そこそこ良い回転である事が特筆物で・・・
さすがシマノ!と言いたくなるレベルのものなんです。
装備も他の自転車から見劣りするものが無いのにこの低価格・・・
フレームも決して悪くありません。
難があるとしたら塗装が雑で、所々にムラがある可能性が高いことくらいかなぁ~。
トップチューブとか目立つところにまでエクボがあったりしますが、何ぶん価格が安いので勘弁して下さいっていうのが、この自転車の欠点ですね。
あとは言う事無しなんじゃないでしょうか。
あっ!それと入荷に時間を要する上に仕入れ値が高いので、自転車屋的には手間と神経を使う割りに儲からない自転車なのも欠点ですね(笑)
そして最後に・・・
そうですコーダブルームです。
この自転車も当店では販売実績があり、特に満足度の高い自転車の一つなんですが・・・
この自転車のスペックは10万円以上の自転車に匹敵します!
まず変速ですが、同じアルタスでも他と違って、この自転車だけ9速仕様にしている事!
次にチェーンやスプロケなどの駆動部分に妥協した部品を使っていない事!
特にすごいのがホイール!
5万円台の自転車にノバテックのハブを使ったホイールですよ?
組んでいて目を疑いましたよ。
回してビックリ!いつまでも回り続けます。
9000系デュラエースのホイールと回し比べた結果、デュラの3倍以上回り続けました。
当店でデュラエースのホイールを買った人に申し訳ないので、本当は伏せておきたかったのですが、これは疑いたくなるような・・・でも事実なんです。
サイズによってクランク長を変えてくれる心遣いもさながら、フレームの作りは間違いなく本物です。
ジャイアントの工場で、ジャイアントよりクオリティの高いフレームを作るっていうのが、このブランドの真骨頂です。
重量の軽さと、乗った軽さはこの表に書き連ねた自転車の中でもずば抜けています。
確かにキャノンデール・CAAD8は素晴らしいですが、コストの差を考えたら・・・やっぱりね(笑)
まあトドノツマリがコーダブルームを宣伝したかった・・・っていうオチになってしまいましたが、別にコーダに関わらず、当店はこだわって自転車を作っているブランドが好きなので・・・
是非お客様の好みなんかも交えて、色々とお話を聞かせて頂けるなら、きっとお気に召すであろう自転車をプロデュース致します!
なぜキャノンデールは「CAAD8 FLAT BAR 7」なのですか?クロスバイクならQUICK 4があります(当然、2014年モデルも発売されています)。
返信削除>むしろ10万円出せるなら、もっといい自転車ありますから(笑)
その自転車を書いて下さい。もちろん良いという理由も付けて
GIANTも比較するなら「ESCAPE AIR」だと思います。
スピンフォースの理解も間違っています。真っ当なショップならスポークテンションを緩めるように調整を致します(工場出荷状態は張り過ぎです)。通常、ホイールは張る方向で調整をし、緩める方向へはあまり調整幅はありません。スピンフォースは逆です。
ルイガノの自転車に対して
>しかし人気にかまけてパーツにそれほどコストをかけていません。
どうかけていませんか?ちなみにKMCはシマノ製チェーンのOEM先ではありません。
TREKのクロスバイクに関して、乗った事ありますか?
コンセプトはしっかりしていますが?
>余談ではありますが、大抵の自転車屋さんに行くと、「同じ値段ならこっちの自転車の方が、よりハイグレードなパーツを使っているからお買い得だよ!」って説明を、あたかも当然のようにするもんだが・・・
そっくりそのままの事をされていますね。安全性を無視したパーツを使用しているコーダーブルームのRail 700を薦めるのはなぜですか?そして、その事を書かないのはなぜですか?
コーダーブルームのホイールベースやチェーンステイをどう考えますか?
コンセプトにあっているものでしょうか?ちなみにチェーンは妥協した選択ですよ
>そんなお店はどうせ自転車の事なんて、まるで解ってないモグリなんですから(笑)
そっくりそのままのお店なんですね
あまりにもひどいのでコメントさせて頂きました。意に反する書込みでしょうから反証が出来ないのであれば削除して頂いて結構です。以上です。失礼致します。