フィギュアスケート女子ショートプログラムへ向け、抱負を語る浅田真央=17日、ソチ(共同)【拡大】
試合を2日後に控えた浅田は穏やかな笑みをたたえて抱負を語った。(共同)
――個人種目に向けて。
「すごくいい状態。ソチに入るまでしっかり日本で練習できている。それを信じてやっていけば大丈夫。団体では気持ちの部分で負けてしまった。(個人戦は)自分の演技に集中するだけ」
――フリーはトリプルアクセルを1回に減らす。
「(SPと合わせて)3回はすごくリスクがある。自分の挑戦としてやりたい気持ちは強かったが、バンクーバー五輪でそれは達成した。バンクーバーで入っていなかったジャンプを入れるのも一つの挑戦」
――トリプルアクセルが持つ意味は。
「伊藤みどりさんに小さいころから憧れていた。五輪でトリプルアクセルを跳んだのを自分も受け継いでいけたらいい。(前回の五輪後は)すごく悩まされてきた。今、練習では大きな負担になっていないと思うし、それがあるから自分も強くいられる。ソチでも跳びたい」
――最後の五輪か。
「終わってみなければ分からない。バンクーバーからソチはすごく早かった。やりきったと思える演技をしたい」