浅田の元コーチ、タチアナ・タラソワさん(66)が取材に応じ、ソチ五輪での初演技となった団体戦SPついて、調子が出なかった理由をソチ入りが遅かった点にあると指摘した。
タラソワさんは海外の試合には8日前の現地入りを勧めているが、今回の浅田のソチ入りは団体戦SPの3日前。冒頭のトリプルアクセルの転倒を「ジャンプまでの入りが悪かった」と分析。一方で「それ以外の滑りは素晴らしく、美しい演技だった」と評価した。
今後、日本と5時間の時差調整や気候順応ができれば「良い演技ができるはず。モチベーションを下げないようすることが大事」と語った。(産経新聞)