2014-02-17

いわゆる「オナ禁」について

http://anond.hatelabo.jp/20140217153847

ここ一番の勝負となるデートを控えて、マスターベーションを控える男性は何を目指しているのだろうか。

射精する量を事前に減らすことにより、性欲が昂進し、次のデートで相手の女性との性交渉に持ち込むまでの気力も増すことを目指しているのだろうか。

あるいは、もし次のデートで相手の女性と一夜をともに過ごすことになった場合に、問題なく射精できるように、精液の量を減らさないようにしているのだろうか。

いずれにせよ、これらの想定が依拠しているのは、

マスターベーションの回数を減らすと、体内に保持される精液の量が増える

・体内に保持される精液の量が増えると、性欲が維持・強化される

という信念ではないだろうか。

まり、いわゆる「オナ禁」をする男性は、精液の量を性欲の量と同一化し、計測可能な対象にしている。

それゆえ、精液の量の減少が性欲の減退に直結するという認識を持つ。

次のデートの相手がほんとうに魅力的な女性であったら、自然に身体に触れたいし、一つになりたいと思うことは無いのだろうか。

すなわち、性欲としばしば同一視される傾向のある、相手へと向かっていく自分エネルギーが、使うと減るのではなくて、相手次第ではどんどん出てくるという発想はないのだろうか。

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