橋下市長の対抗はマック赤坂氏だけ? 有権者の64・2%「評価しない」

2014.02.17


出直し市長選に臨む橋下氏だが、相手はマック赤坂氏か【拡大】

 大阪市長選(3月9日告示、23日投開票)に、東京都知事選で惨敗したばかりのスマイル党総裁、マック赤坂氏(65)が出馬することが分かった。主要政党が候補擁立を見送るなか、独り相撲を免れた橋下徹市長(日本維新の会共同代表)は歓迎しそうだが、産経新聞社の世論調査では、橋下氏の出直し選挙を64・2%が「評価しない」と答えていた。

 マック氏は、出身大学の京都大がある京都府知事選(3月20日告示、4月6日投開票)への出馬も検討していたが、日刊スポーツは17日、大阪市長選への出馬を決意したと報じた。数日中に基本政策を発表するという。

 政見放送でひたすら「笑顔のトレーニング法」を解説したり、インド独立の父、ガンジーのコスプレ姿で護憲・平和を訴えたり、奇抜な選挙運動で注目されるマック氏の参戦は、大阪でも話題となりそうだ。

 橋下氏も先週15日、マック氏について「名市長になるかもしれない。笑い顔が絶えない大阪になる」と出馬の検討を歓迎していた。

 ただ、今回の出直し市長選について、大阪市民の視線は厳しい。

 産経新聞社が15、16両日に、大阪市内の有権者を対象に行った世論調査では、橋下氏の辞職、出馬表明を「評価しない」とした人は64・2%に上り、「評価する」の27・3%を大きく上回った。

 評価しない理由としては、金銭感覚がシビアな大阪人らしく、「多額のお金がかかる」が31・2%で最多だった。市長選には約6億円もの税金がかかる。

 橋下氏が最重要政策と位置付ける「大阪都構想」についても、賛成が39・1%、反対が40・3%と拮抗しており、出直し市長選で事態打開を図る橋下氏の手法に、多くの有権者が疑問を感じているようだ。

 

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