クレジットカードのブランドといえば、日本信販(ニコスカード)!というイメージを持っている方は多いはず。しかし最近、めっきりとその名前を聞く機会が少なくなっているような気がしませんか?
田村正和のCMで知名度があがり、日本ナンバー1ブランドといっても過言ではないくらいだったこのカードブランドは今、どこにいってしまったのか?今回はその紹介をしたいと思います。
尚、ニコスカード=日本信販です。日本信販の名前が変わり、ニコスカードになったのですね。
ニコスブランドは今も存在する:
実は現在もニコスカードは存在します。しかし、残念ながらあまりそのブランド名が表に出てくることはありません。
理由はクレジットカード会社の親会社である、銀行同士の合併が繰り返されたため。結果、他の有名カードブランドとニコスカードが合併してしまったため、その存在感が相対的に小さくなってしまったのです。
ニコスブランドを持っている会社:
そんなニコスブランドのクレジットカードを今、発行しているのは三菱UFJニコス株式会社というクレジットカード発行会社です。
三菱UFJニコスはその名前の通り、日本最大のメガバンクである三菱東京フィナンシャルグループ傘下の企業なため、この会社が管理しているカードブランドは実に4つ。だからこそ、ニコスブランドの露出が減っている現状があります。
- MUFGカード
- ニコスカード(旧日本信販)
- DCカード
- UFJカード(昨年、新規募集停止)
中井貴一のテレビCMで知名度のある、DCカードと同じ会社なのですね。
最近、またニコスブランドが表に出てきた:
一時期は親会社がMUFGなのだから、全てのクレジットカードをMUFGカードブランドに統一しよう!という動きをしていた三菱UFJニコス。しかし、DCカードやニコスカードの知名度があまりにも高いために、現在ではMUFGカード、ニコスカード、DCカードの3つのブランドを維持する方針に転換したようです。
確かに、知名度があるブランドを使ったほうが効率よくカード保有者を増やせますからね。経営効率をあげるためにも、使えるブランドは使ったほうが良いと私も思います。
今後はニコスが復権する?
この流れを受けて、実際、2013年末からニコスブランドのクレジットカードであるVIASOカードのテレビCMが開始されています。そして2014年も、三菱UFJニコスの『ニコスブランド押し!』は続きます(社内の方から聞きました)。
そのため、もしかすると10年近くも表舞台から消えていたニコスカードが、復活する日も近いのかもしれませんね。生粋のニコスファンだという方は、それに期待しましょう!
以上、日本信販とかニコスカードって、最近、めっきり聞かなくなった気がしませんか?でした。