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中国養鶏業 鳥インフルでデモ2月17日 23時16分
中国でH7N9型の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が相次ぎ、市場の閉鎖などが行われるなか、南部の都市では養鶏業者などおよそ500人が政府に対する抗議活動を行い、補償が不十分だと訴えました。
H7N9型の鳥インフルエンザウイルスは中国の東部や南部を中心に、ヒトへの感染が相次ぎ、感染者はことしに入って200人を超え、およそ50人が死亡しており、各地で市場が閉鎖されるなど、影響が広がっています。
こうしたなか、南部の広東省広州では17日朝、地元の養鶏業者、およそ500人が集まり、補償が行われないなど、政府の対策が不十分だとして抗議活動を行いました。
参加者は「政府は何もしていない」などとシュプレヒコールを上げながら地元政府の建物までデモ行進し、70人ほどの警察官と1時間あまりにわたってにらみ合いを続け、参加者の中には警察に拘束された人もいました。
広東省では、17日の抗議活動は先月に続いて2回目で鳥インフルエンザウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことに対し、養鶏業者だけでなく市民の間でもいらだちの声が上がっていて、中国政府は一層の対策を求められています。
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