記録的な大雪の影響で、山梨県内は17日も交通網のまひ状態が続き、生活道路を分断された地域の孤立が続いた。山梨日日新聞の調べでは同日午後5時現在、少なくとも13市町村の73地域で1842世帯、2221人が孤立した状態。車の立ち往生などで、各自治体の公共施設には依然約1200人の帰宅困難者が避難している。各地域の農家は壊滅的な被害を受け、県によると、峡東地域ではブドウ農家の7〜8割のビニールハウスが倒壊するなどの被害が確認された。県は同日、避難者を受け入れている16市町村に災害救助法を適用するよう国に申請した。
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