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旅客機のハイジャックは副操縦士
2月17日 18時42分

東アフリカのエチオピアから、イタリアに向かっていたエチオピア航空の旅客機が17日、副操縦士にハイジャックされ、スイスの空港に緊急着陸しましたが、副操縦士はその場で拘束され、乗客にけがはありませんでした。

ハイジャックされたのは、エチオピアの首都アディスアベバを現地時間の午前0時半に出発し、イタリアのローマに向かっていたエチオピア航空の702便、ボーイング767型機です。
この旅客機は17日午前、ハイジャックの発生を知らせる信号を発したあと、スイスのジュネーブにある空港に現地時間の午前6時ごろ、緊急着陸しました。
現地の警察などによりますと、ハイジャックをしたのは副操縦士の男で、スイスへの亡命を求めていましたが、その場で拘束されたということです。
副操縦士は、操縦士がトイレに行っている間に操縦室の鍵を内側から閉めて行き先を無断で変更したということで、警察が詳しい状況や動機などを調べています。
現地からの映像では、ハイジャックされた旅客機にタラップが横付けされ、出入り口に現地の治安当局の職員が配置されているのが確認できます。
旅客機には乗客・乗員およそ200人が乗っていましたが、けがはなかったということです。
この影響で、ジュネーブの空港は一時的に航空機の発着を取りやめていましたが、現在は再開しています。

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