環境への配慮と東日本大震災復興支援を掲げた「京都マラソン2014」(京都市など主催)が16日、京都市内であった。3回目の今年は過去最多の1万5532人が参加。前日の雨と打って変わって晴天に恵まれた都大路を、世界遺産の寺社を横目にしながら駆け抜けた。

 ランナーたちは西京極総合運動公園(右京区)で東日本大震災の犠牲者に黙禱(もくとう)を捧げた後、午前9時にスタート。6時間の制限時間内に男子1万1388人、女子3199人がゴールの平安神宮(左京区)前まで42・195キロを完走した。嵐山まで6・1キロを車いすで走る競技には男子9人が参加した。