本当はリボ払い専用カードなのに、それがわかりにくいカードが増えてきている印象があるので、今回は保存版としてリボ払い専用クレジットカードをまとめてみました(記事内に広告無し)。
間違ってリボ払い専用カードを作ってしまった…という不幸な方が出てこないための、お役に立てればと思います(Wikipediaにも問題点が記載されてます)。
2010年代に入ってからは、リボルビング払い専用のカードのラインナップが各社間で増えており、ネット上のバナー広告などを利用して積極的に消費者に売り込みを図っている。だが、たとえショッピング枠であっても破産(いわゆる「カード破産」)の危険があることに変わりはなく、何らかの規制を求める声が根強いが、現状では野放しになっているのが実情である。
もちろん、最初からリボ払いを使う予定があるという方の場合には、リボ払い専用クレジットカードはポイント面やサービス面などで優位性のあるカード。実際、リボ払い専用として人気になっているクレジットカードも多いですよ(この仕組みを詳しく知っている方は、これを逆手にとって金利手数料を払わずに割増ポイントを獲得している方もいます)。
リボ払い専用カード一覧リスト:
リボ払い専用カードの一覧リストです。あいうえお順に並べてあります。
- R-styleカード(ジャックス)
- アコムマスターカード(アコム)
- アプティ(オリコ)
- エブリプラス(三井住友カード)
- Gold UPty(オリコ)
- JCB EIT(JCB)
- Jizile(三菱UFJニコス)
- Jiyu!da!(セディナ)
- テイルズウィーバーVISAカード(三井住友カード)
- 薄桜鬼VISAカード(三井住友カード)
- P-one FLEXY(ポケットカード)
- ファミマTカード(ポケットカード)
- FreeBO(UCカード)
- マビノギVISAカード(三井住友カード)
- メイプルストーリーVISAカード(三井住友カード)
堂々とリボ払い専用カードである旨が書かれているカードもあれば、わかりにくいカードもありますね。
三井住友カードのリボ押しには注意:
こう一覧リストにしてみるとわかりますが、三井住友カードのリボ押しは強いですね。
今回リストに含めさせていただいたカード以外にも、実は『初期設定では自動リボ払い』になっているアニメ系&ゲーム系クレジットカードは多いです(下記、画像参照 赤線は私が加えました)。
こういったカードを使う場合には、ネットなどで支払い方法変更の手続きしないと、強制的にリボ払いになってしまうのでご注意ください。
『どえらいカード』として人気の三井住友カードですが、このような手法はちょっと大手らしからぬ、きわどい手法かもしれません。
誰にでもわかりやすい記述を:
冒頭にも書かせていただきましたが、最初からリボ払いをするつもりでこれらのカードを作る分ならなにも問題はありません。しかし、リボ払いを使うつもりもないのにこれらのカードを作ってしまったら、払う必要性のない金利手数料を払うことになってしまいます。
『申込書をしっかり読むべき!』という情強な方々の意見もごもっともですが、出来る限りどんな人にもわかりやすい記述を、クレジットカード会社には心がけてほしいものですね。
リボ払い専用クレジットカードという分類について:
photo by Gerard Stolk (vers le Mardi gras)
尚、リボ払い専用クレジットカードの中にも、ファミマTカードのように擬似的に1回払いが出来るクレジットカードも存在します。
そのため、それって厳密にはリボ払いの『専用』じゃないのではないか?と思われるかもしれませんが、クレジットカード業界内の用語としては、リボ払いが主体のカード全般をリボ払い専用クレジットカードと呼んでいるので、この記事ではその呼称を使わせて頂いています。
CICでもリボ払いと認識される:
それにちょっと難しいことを言うと、CICなどに記録される個人信用情報上では、リボ払い専用クレジットカードを擬似的な1回払い専用カードとして利用しても、リボ払いを利用しているとみなされるケースのほうが多いってこともありますね。
そうなると1回払いが出来ようがなにしようが、リボ払いしか使っていないことになるので、やはりリボ払い専用カードはリボ払い専用である…ってことになると思います(詳しくはファミマTカードは初期設定ではリボ払い専用だけど、あとから設定を変更すれば一回払いも出来る!という指摘についてを参照ください)。
以上、普通のクレジットカードに見えて、実はリボ払い専用のクレジットカード一覧リスト…でした。