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サイバー攻撃対策で国際会議
2月17日 15時02分

情報セキュリティーを研究する世界トップクラスの専門家がサイバー攻撃への対策などを話し合う国際的な会議が東京で開かれました。

この会議は世界中で相次いでいるサイバー攻撃による被害を防ごうと開かれたもので、国内や海外の技術者や研究者およそ400人が参加しました。
会議では17日、アメリカの研究者が自動車に搭載されているコンピューターの制御装置を攻撃する実験の様子を映像で紹介しました。映像には、ドライバーが操作していないのに速度表示が変わったり、ハンドルが動いたりする様子が映っていて、研究者は「自動車の制御装置を攻撃される危険性はゼロではなく、対策が必要だ」と話しました。
国際会議の実行委員長で、東京電機大学の佐々木良一教授は「最近のサイバー攻撃は非常に巧妙で、高度な技術を持った専門家を育てないと対処することができない。こうした会議が、優秀な技術者が増えるきっかけになってほしい」と話していました。
この会議は18日も開かれ、インターネットに接続された家電製品の危険性などについて、話し合われる予定です。

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