西~東日本太平洋側 平地でも大雪のおそれ2月14日 10時55分
西日本と東日本の太平洋側で雪が降り、平地でも積雪が増えて大雪となるおそれがあります。
15日にかけて風も強まる見込みで、気象庁は、路面の凍結や交通への影響などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、西日本の南の海上にある低気圧の影響で、太平洋側の広い範囲で雪が降り、近畿や東海では積雪が急速に増えています。
午前10時の積雪は▽奈良市で12センチ、▽津市で9センチ、▽名古屋市と和歌山市で6センチ、▽大阪市で3センチ、▽東京の都心で1センチなどとなっています。
低気圧が発達しながら次第に本州の南岸に近づくため、▽西日本と東日本は15日にかけて▽東北では15日から16日にかけて太平洋側を中心にまとまった雪が降り、平地でも大雪となるおそれがあります。
15日の朝までに降る雪の量はいずれも山沿いの多いところで▽甲信と東海で50センチ、▽関東で40センチ、▽近畿と四国、それに東北の太平洋側で20センチから25センチと予想されているほか、▽甲信の平地で30センチ、▽四国から東北にかけての太平洋側の平地で5センチから20センチと予想されています。
近畿や東海、関東、それに東北の太平洋側では、15日にかけて風が強まり、▽最大風速は陸上で15メートルから20メートル、海上で20メートルから23メートル、▽最大瞬間風速は30メートルから35メートルと予想され、沿岸は大しけになる見込みです。
気象庁は、路面の凍結や雪による交通への影響、強風、高波などに十分注意するよう呼びかけています。
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