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関東平野部 先週末に匹敵の記録的大雪
2月15日 0時12分

関東平野部 先週末に匹敵の記録的大雪

太平洋側の広い範囲で雪が降り、東京の都心や横浜市で積雪が25センチを超えるなど関東の平野部で積雪が急増し、先週末に匹敵する記録的な大雪になっています。
関東では朝にかけて、東北の太平洋側では16日にかけて、雪と風が強まる見込みで、気象庁は大雪に警戒し、交通への影響や路面の凍結、雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、日本の南の海上にある低気圧の影響で、東日本と東北の太平洋側の広い範囲で雪が降り、関東甲信で大雪になっています。
夜になって雪はさらに強まっていて、午前1時の積雪は▽甲府市で91センチに達し、統計のあるこの120年間で最も多い記録となっています。
関東の平野部でも積雪が急増していて、午前1時には▽埼玉県熊谷市で39センチ、▽前橋市で35センチ、▽横浜市で28センチ、▽東京の都心で26センチなどと先週末に匹敵する記録的な大雪になっています。
▽東京・八王子市にある八王子消防署では積雪はおよそ40センチとなっています。
東北の太平洋側でも雪が強まり、▽宮城県石巻市で25センチ、▽仙台市で18センチなどとなっています。
低気圧の接近に伴って、関東では沿岸部から次第に雪が雨に変わると予想されていますが、雪が強い状態は関東の広い範囲で朝にかけて続くほか、甲信と東北の太平洋側では16日にかけて続き、積雪はさらに増える見込みです。
15日夕方までに降る雪の量は山沿いの多い所で▽関東と東北で60センチ、▽東海で50センチ、▽甲信で40センチと予想され、平地の多い所では▽東北で40センチ、▽関東北部と甲信で35センチと予想されています。
風も強まり、東日本は15日いっぱい、東北では16日にかけて沿岸部を中心に非常に強い風が吹くおそれがあります。
▽最大風速は陸上で18メートルから20メートル、海上で23メートル、▽最大瞬間風速は30メートルから45メートルと予想され、沿岸は大しけになる見込みです。
気象庁は、大雪に警戒し、雪と風による交通への影響や路面の凍結、雪崩、強風、高波などに十分注意するよう呼びかけています。

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