関東甲信で記録的大雪 警戒を2月15日 3時02分
太平洋側の広い範囲で雪が降り、積雪は甲府市で95センチ、東京の都心で27センチなど関東甲信で記録的な大雪となっています。
気象庁は関東甲信と東北の太平洋側では大雪に警戒し、交通への影響や路面の凍結、雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、日本の南の海上にある低気圧の影響で、東日本と東北の太平洋側の広い範囲で雪が降り、関東甲信で大雪になっています。
午前2時の積雪は▽甲府市で95センチ、▽前橋市で41センチと統計のあるおよそ120年間で最も多くなったほか▽東京の都心では27センチと45年ぶりの大雪となった今月8日の記録に並びました。
また▽埼玉県熊谷市で43センチ、▽横浜市で28センチとなっているほか、東京・八王子市にある▽八王子消防署では積雪はおよそ40センチとなっています。
東北の太平洋側でも雪が強まり、▽宮城県石巻市で26センチ、▽仙台市で19センチなどとなっています。
低気圧の接近に伴って、関東では沿岸部から次第に雪が雨に変わると予想されていますが、雪が強い状態は関東の広い範囲で朝にかけて続くほか、甲信と東北の太平洋側では16日にかけて続き、積雪はさらに増える見込みです。
風も強まり、東日本は15日いっぱい、東北では16日にかけて沿岸部を中心に非常に強い風が吹くおそれがあります。
▽最大風速は陸上で18メートルから20メートル、海上で23メートル、▽最大瞬間風速は30メートルから45メートルと予想され、沿岸は大しけになる見込みです。
また、関東の沿岸部や伊豆諸島では大気の状態が不安定になっているため、落雷や竜巻などの突風が吹くおそれもあります。
気象庁は、大雪に警戒し、雪と風による交通への影響や路面の凍結、雪崩、強風、高波などに十分注意するよう呼びかけています。
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