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大雪に警戒 洪水・落雪に十分注意を
2月15日 14時49分

大雪に警戒 洪水・落雪に十分注意を

関東甲信地方は14日から15日朝にかけて記録的な大雪となり、東北の太平洋側でも雪と風が強まっています。
気象庁は大雪に警戒するとともに、関東甲信では洪水や融雪による道路の冠水、それに屋根からの落雪などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、関東甲信では南岸を通過した低気圧の影響で、14日から15日朝にかけて記録的な大雪となりました。
甲府市では午前9時の積雪が1メートル14センチと、統計のあるこの120年間で最も多かった49センチの、2倍以上となる大雪となりました。
関東の平野部ではほぼ雪はやみ、気温が上がって雪が急速にとけていますが、各地で積雪が残っています。
午後2時の積雪は、▽甲府市で99センチ、▽前橋市で58センチ、▽埼玉県熊谷市で50センチ、▽東京の都心で16センチなどとなっています。
この時間は東北の太平洋側で雪が強まり、午後2時には、▽宮城県白石市で57センチと、統計のあるこの30年間で最も多くなっているほか、▽福島市で51センチ、▽仙台市で28センチ、▽岩手県宮古市で27センチなどとなっています。
東北の太平洋側では16日にかけて積雪がさらに増える見込みです。
また関東と東北では風も強まり、16日にかけて、最大風速が陸上で18メートルから20メートル、海上で23メートルから26メートル、最大瞬間風速は30メートルから40メートルと予想され、海は大しけが続く見込みです。
気象庁は、東北では大雪に警戒し、雪と風による交通への影響や雪崩などに十分注意するよう呼びかけています。
また局地的に雨が強まり、千葉県と茨城県では川が増水して洪水の危険性が高まっている地域があるほか、茨城県では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
気象庁は、洪水や土砂災害、融雪による道路の冠水、屋根からの落雪にも十分注意するよう呼びかけています。

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