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埼玉 農業被害少なくとも22億円2月17日 11時39分
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記録的な大雪となった埼玉県では、農業用ハウスが雪の重みで相次いで倒壊するなどして農業被害は少なくとも22億円に上ることが埼玉県の調査で分かりました。
埼玉県によりますと、今回の大雪の影響で倒壊の被害を受けた農業用ハウスは、熊谷市や本庄市などの県北部を中心に合わせて40万平方メートルになり、農業被害は少なくとも合わせて22億円に上ることが分かりました。
このうち川越市今福の宇津木清さんの畑では、ほうれんそうを栽培していた農業用ハウス4棟、およそ1000平方メートルが雪の重みで倒壊しました。
ハウスは、30センチの積雪にも耐えられるような設計になっていましたが、骨組みの鉄骨が根元から折れて収穫間際のほうれんそうが雪の下敷きになって出荷できなくなりました。
宇津木さんは、「収穫間際だっただけにショックが大きいです。危険なためハウスの中には入れないし、どこから手をつけていいのか、思いつきません」と話していました。
埼玉県内には現在も多くの積雪が残っているため被害状況が確認できない地域もあり、県は農作物などの被害がさらに広がる可能性もあるとみて詳しく調べることにしています。
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