雪崩で立往生の国道 通行再開めど立たず2月16日 13時59分
宮城県と山形県を結ぶ国道48号線で、雪崩のために、およそ80台の車が立往生した現場では、国道事務所が16日午後から立往生している車を移動する作業を始めました。
作業には時間がかかりいまのところ通行再開のめどはたっていません。
15日正午ごろ、宮城県と山形県の県境にある国道48号線の関山トンネル周辺の4か所で、雪崩が相次いで発生しました。
けが人はありませんでした。
現場では、崩れた雪でおよそ80台の車が立往生し、ドライバーなどおよそ80人が、近くにある市民センターや公民館に避難して一夜を明かしました。
国土交通省仙台河川国道事務所によりますと現場では、16日午前9時すぎから除雪作業をはじめています。
また、立往生している車を現場からおよそ10キロ離れたチェーンの着脱所までレッカーで移動させる作業を進めていて、午後2時すぎにはドライバー3人に車が引き渡されました。
避難していた30代の男性は、「丸1日待っていましたが、やっと帰ることができます。まだ待っている人もいるので、作業を頑張ってもらいたいです」と話していました。
国道事務所は、移動した車を順次、引き渡す予定ですが、すべての車の移動が完了するまでにはかなりの時間がかかる見込みで、通行再開のめどはたっていないということです。
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