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静岡・小山町 住民約3000人が孤立状態2月16日 21時38分
富士山の中腹にある静岡県小山町の須走地区では、大雪で住民およそ3000人が孤立した状態になり、陸上自衛隊が除雪作業に当たっています。
小山町によりますと、町内の須走地区では場所によっては雪が1メートル近く降り積もり、地区につながる道路をいずれも塞いだため、この地区の住民およそ3000人が孤立した状態になったということです。
このため、県は16日午前、陸上自衛隊に災害派遣を要請し、午後2時ごろに富士駐屯地の70人が現地に入り、ダンプカーに雪を積んで運び出すなどの作業を行っています。
午後6時になって1車線分の除雪が完了し、緊急車両は通れるようになりましたが、行き違いができないため一般の車の通行は規制されていて、作業は17日も続くということです。
また、食料品などの物流が滞っているため、住民は自宅や避難所で非常食を食べて過ごしているということで、町は他の自治体にも除雪車の出動を依頼しています。
小山町の込山正秀町長は「地区の誰もが経験したことがない大雪で、救急車も入って来られない状態だった。本格的な復旧を急ぎたい」と話しています。
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