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GDP実質1.0%増 10~12月年率、市場予想下回る
4四半期連続プラス

2014/2/17 8:50
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 内閣府が17日発表した2013年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.3%増、年率換算では1.0%増だった。プラスは4四半期連続。個人消費が堅調で住宅投資も伸びたが、外需が押し下げ要因となり、QUICKが14日時点で集計した民間予測の中央値(前期比0.7%増、年率2.7%増)は下回った。

 生活実感に近い名目GDPは前期比0.4%増、年率1.6%増だった。その結果、名目成長率が実質を下回る「名実逆転」が解消した。

 10~12月期の実質成長率への影響度合いを内需と外需に分けると、内需が0.8ポイント成長率を押し上げた。そのうち個人消費は前期比0.5%増。雇用・所得環境の緩やかな改善を反映した。住宅投資は4.2%増。4月の消費増税前の駆け込み的な住宅建設が水準を押し上げた。設備投資は1.3%増。企業収益の改善を背景に幅広い業種で投資意欲が増した。公共投資は2.3%増。7~9月期(7.2%増)よりは鈍化した。

 一方で外需は実質成長率を0.5ポイント押し下げた。輸入が3.5%伸び、輸出の伸び(0.4%増)を上回ったため。輸入は内需が堅調なうえ、燃料輸入が膨らんでいることから増加幅が拡大した。

 総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは前年同期比マイナス0.4%。国内の物価動向を示す国内需要デフレーターはプラス0.5%だった。

 同時に発表した2013年年間のGDP成長率は実質が前年比1.6%増、名目1.0%増だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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