◇ノーザン・トラスト<第3日>
▽15日、米国カリフォルニア州パシフィックパリセーズ、リビエラCC(7338ヤード、パー71)▽晴れ後曇り、気温25度、弱風▽賞金総額670万ドル、優勝120万6000ドル▽77選手
【パシフィックパリセーズ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】暫定23位で出た松山英樹(21)=レクサス=は1イーグル、5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの69で、通算5アンダーの24位と順位を上げられなかった。ウィリアム・マガート(米国)が通算12アンダーで首位に立った。石川遼(22)=カシオ=は予選落ちしている。
松山はイーグルあり、ダブルボギーありの出入りの激しい内容。プレー後はつい苦笑いを浮かべた。
イーグルは5番パー4。フェアウエー右からの残り137ヤード打ち下ろしをPWで打った第2打は、ピン右手前に落ち、2バウンドでカップインした。ギャラリーは大歓声だ。
だが、今週の松山はここから波に乗りきれない。7番、9番ともにティーショットを左のフェアウエーバンカーに入れてボギー。後半は4バーディーを奪ったが、15番パー4で2打目をグリーンを大きくオーバーさせ、さらに3パットでダボにした。
「楽しかったですよ。イーグルあって、ダボあって…」とあきれ顔。特にドライバーの修正がうまくいかず「もう、あきらめます」とも。「今日は普通に練習して帰ります」と、最後まで自嘲気味だった。
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