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◆ソチ冬季五輪第10日 ▽カーリング女子予選 スイス7―9日本=延長第11エンド=(16日、アイス・キューブ・カーリング・センター) カーリング女子日本代表・北海道銀行が、格上・スイスを撃破し、3勝4敗とした。スイスは4勝4敗。
同時刻に行われていたロシア―スウェーデン戦でロシアが負けたために、上位4チームで行われる決勝トーナメント進出に望みをつないだ。
日本は序盤、なかなかショットのコントロールが利かず、うまくいかない展開。それでも、第3エンドに何とか同点とすると、第4、第5エンドと2連続スチールを決めた。
スイスに3点差を付け後半戦に臨んだが、第6エンドにビッグエンドを許し同点とされてしまう。しかし、日本はすかさず第7エンドで2点差を付けると、第9エンドに1点を奪わせて、有利な後攻で第10エンドへ。ここでドラマが待っていた。小笠原が勝利を決定づける最終ショットでミスし、1点のスチールを許し同点とされる。しかし、延長第11エンドで粘るスイスを振り切り、日本が3勝目を挙げた。
カナダは1位を確定させ、決勝トーナメント進出を決めた。スウェーデンも6勝2敗で決定。中国と英国が3位タイに並んでいる。
小笠原歩「(第10エンドのミスは)ああいうところで決めてこそスキップ。緊張していたわけではなくて、普段通りに投げたつもりだった。第7エンドで2点取れたことは大きかった。5人で勝ち取った勝利だと思う」
船山弓枝「やっと連敗から脱出した。もっと早い段階で(3勝目を)挙げたかったけど、ほっとしている。このままの勝率で(日本に)帰りたくないという思いもあった」
吉田知那美「これまでは小笠原さん、船山さんが頑張ってきたが、私たち若手が2人をサポートできるようにと頑張った。このまま次につなげたい」
苫米地美智子「第10、11エンドでガードをずらすショットが決められず、後ろのメンバーに負担をかけて悔しい。もっといい試合をして、ベストを尽くしたい」
【日本メンバー】
リード・苫米地美智子(34)、セカンド・吉田知那美(22)、サード・船山弓枝(35)、スキップ・小笠原歩(35)
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 |
スイス | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 7 |
[試合経過]
▼第11エンド
スイス7―9日本
日本が再び後攻。第7投で日本、スイスがナンバー1を争うも、最終投で小笠原がハウス中央へ勝利を決定づけるショットを決めた。
▼第10エンド
スイス7―7日本
日本が後攻。5投目で船山がスイスの2つのガードストーンをダブルテークアウトする素晴らしいショット。スイスが第7投でナンバー1をガードストーンで隠す。小笠原が最終投でミス。スイスにスチールを許し、同点とされ延長戦へ突入した。
▼第9エンド
スイス6―7日本
日本が再び先攻。7投目までスイスがナンバー1。日本がナンバー2、3。小笠原のショットがスイスのナンバー1を弾き出し、ハウスには日本のナンバー1、2。スイスが第9投でハウス右後方にナンバー1を作ると、日本がそれを弾き出す。最終投でスイスに1点を取らせ、日本が1点リード。有利な後攻で最終エンドへ。
▼第8エンド
スイス5―7日本
日本が先攻。7投目でスイスが日本のナンバー2を弾き出すも、自らのナンバー1も弾き出してしまうミスショット。ハウスにはスイスのストーン1つ。小笠原のショットで日本がナンバー1を作るも、スイスが最終ショットで弾き出し、ブランクエンドとした。
▼第7エンド
スイス5―7日本
日本は後攻で仕切り直し。7投目までスイスがナンバー1、3。日本がナンバー2。スイスは最終ショットで、ガードストーンを置く。小笠原がハウス左後方のナンバー1を弾き出すスーパーショットを決め、日本が2点を追加した。
▼第6エンド
スイス5―5日本
日本が先攻。序盤は両チームともミスショットを繰り返す。後半、スイスは狙ったショットを決めるも、日本は挽回することができず。3失点を喫し、ビッグエンドとされてしまった。
▼第5エンド
スイス2―5日本
日本は先攻。7投目までナンバー1、2を日本が持つ。スイスが第7投でダブルテークアウトを成功させ、ハウスに日本のストーンがなくなるピンチ。しかし、小笠原の1投目がガードに隠れナンバー1を作るショット。2投目はミスショットとなるが、スイスも最終投がミスとなり日本が2得点。2連続スチールを決めた。
▼第4エンド
スイス2―3日本
日本は先攻。スイスが立て続けにミスショット。ハウスには日本のストーンが2つ。スイスの最終投は弱くなり、ハウスに入るもナンバー2まで。日本がスチールし1点をリードした。
▼第3エンド
スイス2―2日本
日本が再び後攻。ここまでうまくいかない展開が続いた日本だったが、船山の1投目がヒットアンドロールに成功、ハウス右側のスイスのガードストーンに隠れるナンバー1を作った。小笠原の1投目で逆側にストーンを置き、最終ショットでハウス中央にナンバー1を投げ、2点を返した。
▼第2エンド
スイス2―0日本
日本は後攻。吉田が1投目でダブルテークアウトを見せる見事なショット。残り2投でナンバー1はスイス。小笠原の2回のミスショットで1点を奪われた。
▼第1エンド
スイス1―0日本
先攻の日本は、3投目でスイスのナンバー1をテークアウトさせ、自らのストーンをナンバー1に。4、5、6投はナンバー1をそれぞれが弾き出す展開。小笠原の2投目でスイスのナンバー1を弾き出し、最終投でスイスに1点を取らせ、第2エンドは有利な後攻からスタートする。
(2014年2月16日22時40分 スポーツ報知)
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