◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
◆阪神紅白戦 白組2―7紅組=特別ルール=(15日・宜野座) 阪神・鳥谷敬内野手(32)が15日、紅白戦の6回2死から右翼席に豪快な130メートル弾を放った。13日に掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC、58)=スポーツ報知評論家=、OBの金本知憲氏(45)から直接指導を受け、早速の“一発回答”。巨人の偵察部隊も猛虎の主将の進化に警戒心を強めた。
高く舞い上がった白球が今季の進化を物語っていた。6回2死、鳥谷は松田の初球、真ん中高めの直球を豪快に振り抜いた。「まぐれです。積極的にいこうとは思っていました」。右翼フェンスを軽々と越える推定130メートル弾。5回にも左前安打を放ち、満点の実戦初出場となった。
狙いどおりだった。打席に入る直前に、掛布DCに「初球から思い切っていきます」と宣言していた。「今年の鳥谷は前に出ようという感じがあるし、声も出す。明るいし、やらなければならない気持ちが強い」。金本氏と提案した新打法がさっそく実を結び、掛布DCも賛辞を贈った。
「意識する部分を少し変えているだけ。シーズンは長いし、微調整しながらやっていく」と鳥谷はクールな姿勢を崩さないが、下半身の体重移動の変化に掛布DCも太鼓判を押した。「本人も違和感がないと言っていた。あの年齢になってもトライするのが大切。4000安打をクリアしたイチローのように変わる勇気が必要なんじゃないかな」とさらなる成長を認めた。
ネット裏から見守った巨人の三井統括ディレクターも目を光らせた。「フリー打撃から右方向に強い打球が出ていた。3番打者に引っ張られると怖い」と警戒心を強めた。昨季は伝統の一戦24試合で1本塁打に終わっただけに、脅威に映ったのは間違いない。
「取り組むことはマイナスではないのでいろいろやっていく」と、鳥谷は「レジェンド」直伝打法に手応えを口にした。掛布DCも「トリプル3を狙う気持ちでやってほしい」とエール。勝つことに飢えた主将がプレーで、背中で、ナインを引っ張っていく。
(2014年2月16日06時03分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)