写真・図版延長で勝利し、笑顔で喜ぶ吉田（中央）。左はスイスのオット＝川村直子撮影

　（１６日、カーリング女子１次リーグ　日本９―７スイス）

　日本が対戦したスイスのスキップ、４２歳のミリアム・オットは世界的な選手だ。五輪は４大会連続出場で、すでに銀メダルを二つ持っている。

　日本のセカンドを務めた吉田知那美は、４年前のバンクーバー五輪でのオットのプレーに感動し、英語で手紙を書いた。「あなたに五輪で勝つのが夢です」。オットから返事をもらった。「あなたのカーリング選手としての未来がとても素晴らしいものになることを祈っています」と書いてあった。吉田はその手紙を大事なものを入れるファイルにしまい、ソチの選手村に持ってきた。

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